3回目は工房向けのパーツ販売するモデルを紹介する。ツアーモデルの「ツアーB XD-3」シリーズをもっと設計自由度を増して、よりつかまりと低スピン化を狙ったモデル「XD-3C」が新たに登場。Cとはカーボン・コンポジットという意味でカーボンをクラウン部に使うことで、より余剰重量をヒール部とソール前部に持っていき、浅い重心設計と短い重心距離が可能となった。ツアープロの要望にこたえたドライバーであり、青色のソールデザインはインパクトが強い。
次に紹介するのはウェッジの「ツアーB XW-B」。ツアープロから非常に評価の高かった「無限」シリーズをさらにフルミルド加工することで、溝を下向きに設計。手で触っても痛いほどの摩擦力を誇り、激スピンを可能に。ストレートネックで操作性の高いタイプといえる。また、「ツアーB XW-F」はフェース面をミルド加工してスピン性能を向上。こちらはアマチュア向けのやさしくも高いスピン性能を備えるタイプだ。
どのモデルもパーツ販売でクラブにこだわりぬく中・上級者向けのモデルとなるが、最近話題となる地クラブにも負けないクラブパーツとして話題を呼びそうだ。