ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

石川遼ドライバーを43.5インチに!PGAツアーの流行に乗る大きな賭けに

石川遼ドライバーを43.5インチに!PGAツアーの流行に乗る大きな賭けに

配信日時:2017年7月14日 09時50分

通常1つのペリメータウェイトを2個にし、鉛も貼ってバランスを整えている(キャロウェイゴルフSNSより)
通常1つのペリメータウェイトを2個にし、鉛も貼ってバランスを整えている(キャロウェイゴルフSNSより)
キャロウェイゴルフがSNSを更新、石川遼の使用するドライバーの大幅なスペック変更を明かしている。

「今週、PGAツアーのジョンディア・クラシックに参戦する、石川遼プロの新ドライバー!と言っても、ヘッドはGBB EPIC STAR で以前と変わらないのですが、シャフトを短めに43.5インチにしました(純正は45.75インチ)!!短くするとヘッドスピードなどに影響がでて、飛距離が落ちそうですが、ミート率が良くなって、むしろ飛距離がアップしている時もあるそうです。ヘッドでスイングウェイトを出すためにペリメーターウェイトを特別に2個装着して、安定感が出ているとのこと。今週の活躍に期待です。皆さん、石川プロの応援よろしくお願いします!」(同社フェイスブックより)

ドライバーの短尺化は昨今のPGAツアーのトレンドだと言ってよく、年初からジミー・ウォーカーが2インチカットの42インチ、リッキー・ファウラーが1インチカットの43.5インチへと移行。ジャスティン・トーマスも44.25インチと短尺ドライバーを操っており、先日の全米オープンでもチャン・キムが43インチ前後へ短尺化したとの未確認情報が届いている。

ジミー・ウォーカーは「ドライバーを42インチにしたことが安定につながっている。どれぐらい飛距離が出なくなったか分からないけど、フェアウエーに打つことのほうがずっと大事だからね。3番ウッドも短くしているよ」とそのメリットを語っている。

また、リッキー・ファウラーもドライビングディスタンスは298.9ヤード(39位)とキープしつつ、FWキープ率は66.37%(32位)と、昨季の301.6ヤード(23位)、58.69%(113位)からさほど飛距離を落とさずに大幅な方向性の改善に成功している。

この事例を見る限り、FWキープ率がツアー120位前後と下位に沈んでいる石川遼が短尺ドライバーへ移行するのは朗報と見るべきか。実際、キャロウェイのSNSには下記のように石川ファンも歓迎している模様。

「私のようなヘボゴルファーなら短いシャフトでミート率、振り切れるスイングで良い球打てる事はあります、しかしながらトップレベルの遼君が2インチ(5センチ)詰めるってよっぽどドライバーが暴れるのか心配になりました(^_^;)」「確かにこのヘッド、軽いですよね、サブゼロの方が良いのでは!?」「応援してます!苦労の先にしか光は見えない!朝は必ずやってくるから、その日を待って頑張れ」「短くしたのは、楽しみでなりません!」「素晴らしいですね(^ ^)」「新ドライバーでのご健闘を祈ってます」

なお、短尺化に伴い、通常1つしかない『GBB EPIC STAR』のペリメータウェイトを特別に2つにしており、一番深重心な位置に設定。短尺化で球が低くなることにも対応しつつ、スイングウェイトを最適に調整するべく、微調整を続けている模様。

ジョンディア・クラシックの初日はまだ短尺ドライバーに慣れないのか、ドライビングディスタンスは275ヤード、FWキープ率は57.14%と、自信のこれまでのツアー平均スタッツ(287.6ヤード)よりも飛距離は落としたが、方向性はやや改善(51.09%)している模様。アイアンの調子が戻らないのか、初日は3オーバーだった。この短尺チャレンジが吉と出るか凶と出るか、2日め以降の飛躍に期待したい。

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト