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テーラーメイドを「下から」入れる!? 珍しいタイプの葭葉ルミ

テーラーメイドを「下から」入れる!? 珍しいタイプの葭葉ルミ

配信日時:2017年6月22日 17時03分

ウェッジはテーラーメイド『ミルドグラインド』
ウェッジはテーラーメイド『ミルドグラインド』 (撮影:米山聡明)
ナイキのクラブ・ボールビジネス撤退により、クラブ契約フリーの葭葉ルミ。今季はクラブを目まぐるしく替えながら、成績につなげている。

開幕当初はアイアンからウェッジまで新興カスタムパーツメーカーのPXG『0311』だったが、サントリーレディスからテーラーメイドのカスタムメイドアイアン『P770』と、『ミルドグラインドウェッジ』を3本体制に。また、PGAツアーで大人気の赤蜘蛛こと『スパイダーツアーレッド』を投入している。

やさしいクラブが好きだという葭葉は「いいアイアンだと評判を聞いていて、使ってみたいと思っていました。テーラーメイドさんにお願いしたら、作っていただけることになりました。距離感が安定していてとても良かった」と語り、本人も手応えを得ているという。

テーラーメイドといえば、“メタルウッドカンパニー”として有名で、伝統的にドライバーを中心としたウッド作りの上手いメーカー。PGAツアーでは“ウッドだけテーラーメイド契約”というスタイルを取る選手が多く、ドライバーは3人に1人が使う試合も珍しくない。

そんな“ウッドカンパニー”の同社からすると、「下(の番手)からうちのクラブを入れる葭葉プロはとても珍しいです。というか、もしかすると初めてのパターンじゃないでしょうか」(同社・広報)と驚いており、契約していないにもかかわらず、パター、ウェッジ、アイアンと使ってくれる彼女に同社も注目しているという。

現在ドライビングディスタンスが1位の葭葉。ドライバーだけは元“地クラブ女子”だけに、クレイジー『CRZ-435』は手放せない模様。ところが、下からウッドまでどんどんテーラーメイドに侵食されており、開幕当初はナイキ『ヴェイパーフライ』だったが、現在UTは旧モデルの『SLDR Sレスキュー』、FWにも旧『M2』を入れるなど、もしかするとテーラーメイド契約プロよりも本数が多くなっている!?

ちなみに、元ナイキ契約プロらしく、ボールはまだナイキの『RZNツアープラチナム』を使用している模様。ただし、ここも危ない? テーラーメイド『TP5x』に取って代わられてしまうかどうかは、本人のみぞ知ることだ。

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