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全米対応? ガルシアがぶっ飛びアイアン投入か?

全米対応? ガルシアがぶっ飛びアイアン投入か?

配信日時:2017年6月15日 15時56分

練習日に撮影したクラブセッティング
練習日に撮影したクラブセッティング (撮影:岩本芳弘)
 もうすぐ開幕となり、優勝争いに注目が集まる「全米オープン」。マスターズでメジャー制覇を果たし悲願を達成したセルヒオ・ガルシアの最新セッティングを、アルバ取材班が練習日に撮影できたので、クラブの変更点を紹介したい。

 練習日撮影のため、写真は15本のクラブが入ったクラブセッティングだが、いつもと異なる点は3番アイアンが2本入っている点だろう。通常はやや重心が高くダウンブロー軌道で打ちやすい「P750 ツアープロトアイアン」を使用しているが、3番アイアンにぶっ飛びモデルの「M2」アイアンを投入。ジェイソン・デイなどが採用するセッティングと非常に似ているが、おそらくユーティリティ用として投入を検討していると思われる。

 ガルシアのアイアンショットは強烈なダウンブロー軌道で打ち、スピン量は増える傾向にある。より低重心で深重心設計の「M2」アイアンを使用することで、スピン量を減らして風に負けない弾道を作り出そうとしている。飛距離もいつもより伸びることも予想され、本番までに投入するかが注目される。

 さらにパターにはブームを巻き起こした『赤蜘蛛』の『スパイダーツアーレッド』でなく、『ブラック』を使用する予定だ。『レッド』モデルは、サーリン素材のインサートを採用しており、ソフトな打感と静かな打音が特徴だ。一方で『ブラック』モデルは、アルミニウム素材をインサートに使用しており、しっかりとした打感や打音が特徴。しっかりとしたフィーリングがストロークにマッチしたことが伺える。

 ガルシアのメジャー2勝目の行方が注目されるが、3番アイアンやパターにも注目してみるとテレビ観戦も面白くなるだろう。

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