「特徴は、ソールの中央部を凹ませた『デントグラインドソール』です。ボールの少し手前からダフってもソール中央部に凹みがあるため、バンスが跳ねることなくボールを打つことが出来ます。平面ソールやキャンバーソールなど一般的なウェッジのソールと比較して地面に打ち込みやすくしています。また、24ミリの広いソール幅で、地面への入り過ぎを抑制します」(同社)
また、既報のとおり、昨今再び増えつつあるグースネックが特徴となっている。
「出球を低く抑える要因である、ハンドファーストのインパクト。このインパクトをオートマチックにイメージさせるグースネック形状を採用しています。また、ハンドファーストでのアドレスをスムーズに行えるよう、リーディングエッジのセンターからトゥ側にかけた曲線を緩め、しっかりとしたライン出しが出来るような形状にしています」(同社)
同社によれば、『TV SERIES』とは、ツアー会場でツアープロなどと情報交換した中で生まれたアイデアを具現化したものだということ。タイトリスト『ボーケイ』を代表に、何でも出来るティアドロップ型が全盛かと思いきや、グースネック派もまだまだツアーには多いようだ。いずれにせよ、我々一般アマチュアが使うアイアンとの顔のつながりは良さそうで、グースネックが増えることは大歓迎である。
