彼が使用するクラブセッティングでは、「GBB EPIC」ドライバーや「APEX PRO」アイアンなどキャロウェイゴルフのクラブを基本的に使用している。そんなセッティングの中で、一風変わったパターを発見。彼が使用するのはキャロウェイゴルフの「ツーロン・オデッセイ・サンディエゴ」というモデルだ。
調べてみるとおそらくアメリカのみで販売されている「オデッセイ」モデル。日本では「ツーロンデザイン」パター(総販売元:ロイヤルコレクション)として販売されているパターブランドなのだ。「ツーロン」とは「スパイダー」「ロッサパター」などテーラーメイドのヒットモデルを手がけたデザイナー・ショーン・ツーロン氏のこと。「ツーロンデザイン」パターは、フェースにダイヤモンドミルド加工を採用して心地よい打感と美しい打音を実現。また、最先端の宇宙研究や軍事産業で活用される特殊な窯で、真空状態の中で結合させたヘッドとホーゼルを1900℃の高温で一体化して仕上げているとか。ヘッドとホーゼルを別々に仕上げることで、様々なモデルに設計できるメリットがあるのだ。このブランド自体は、まだ日本ではあまり知られていないパターブランドといえる。
オーガスタでの優勝争いが注目される状況で、パワフルなショット以外にもトーマス・ピータースのパッティングにも注目してみたい。