同社は昨年「Steelhead XR アイアン」を発売。ノーマルモデルのこちらはかつての名シリーズ「Steelhead」と、現代の高性能モデル「XR」が融合したモデルだ。こちらは画像にもある通り、厚いトップラインに大きめサイズ。次世代360フェースカップや独自のS2H2デザインなどにより、驚異の飛距離性能とやさしさをウリにしている。そして今回、高いパフォーマンスを引き継ぎながら、「Steelhead XR アイアン」よりオフセットを少なくした、プログレッシブ・レスオフセット設計となって誕生するのが、「Steelhead XR PRO アイアン」というわけ。
なるほど、よく見るとノーマルの「Steelhead XR アイアン」よりも黒っぽいデザインで、当時の「Steelhead X-14 プロシリーズ」の無骨な雰囲気を匂わそうというわけか。ただ、バックフェースデザインはノーマルの方がそれに似ているのだが……。どうあれ、腕に自信のある人にはいい顔で構えやすく、これは期待できそう。
ちなみに、同社は全米No.1アイアンブランドを誇っている。なんと、2015年1月から2016年11月の期間、アメリカ市場でのアイアンの販売数量がNo.1なのだとか。海の向こうのアメリカ人といえば、体格に恵まれ、いかにも腕っぷしが強そうなイメージだが、「Steelhead XR アイアン」を中心とした“飛び”に人気が集中しているのだという。意外や意外、我々日本人ゴルファーと同じ悩みを抱えているなんて……。なんとなく親近感のわくニュースなのでした。