グローレFと言えばやっぱり印象が強いのがドライバーですよね。女子プロ、シニアプロが使って離さないことからも完成度の高さがうかがえます。F2では前作にも搭載されていた“貫通型スピードポケット=溝”が50mm×8mmと深く広くなりミスヒットへの寛容性が大きくアップ。練習場のボールながら、柔らかい打感と弾き感を存分に感じることができました。
なにより球がよく上がる上がる。上げようとしなくても高弾道で大きなキャリーが期待できそうなモデル。雨の中で落ち際で球が伸びるのも好印象!フェアウェイウッド、ユーティリティもラインナップされていますが、打感、やさしさが統一されていて何度打っても安定した球が出ました。これがF2でうたわれている“やさしさ”の正体か!
ウッド系のクラブを紹介してきましたが、実は今回試打したメンバーで評価が高かったのがアイアンなのです!ソールに刻まれたスピードポケットによる飛距離と球の上がりやすさは持ちつつも、見た目がシャープ!いわゆる“飛び系”アイアンはともするともっさりした見た目になりがちですが、F2アイアンからはそんな雰囲気は全く感じません。上級者であればドロー、フェードの打ち分けもデキルヤツ。実戦でスコアを出せそうな空気を感じさせてくれます。
グローレF2は同社がカテゴライズする“プレミアム・アスリート・ゴルファー”と呼ばれる層がターゲット。ツアーモデルのハードスペックから少しやさしいモデルに移行しようとしているが、向上心は忘れていないゴルファーという定義ですが、まさにドンピシャ!やさしさは享受しつつも、まだまだゴルフが上手くなりたいと思わせるモデル。ウッドも良いけど、アイアン…コースで打ってみたいなぁ〜。
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青木功×尾崎直道×松森彩夏 グローレブランドを語る
“やさしさで、より強くなる”『GLOIRE F2 シリーズ』