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“ダブル剛性=真ん中だけがゆるい”グラファイトデザイン新モデル『TourAD GP』

“ダブル剛性=真ん中だけがゆるい”グラファイトデザイン新モデル『TourAD GP』

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2015年10月26日 20時17分

グラファイトの新シャフト『TourAD GP』
グラファイトの新シャフト『TourAD GP』 (撮影:ALBA)
 グラファイトデザインが10月から市場に投入している新モデル『TourAD GP』。先週の『マスターズGCレディース』でイ・チヒ(韓国)が使用して見事優勝を果たしたが、同シャフトの特徴はどのようなものなのだろう?

 まず過去の『TourAD』モデルを整理してみると…

『DI』:しなり感を出し先端剛性を高めたシャフト
『DJ』:先端高剛性をやや残しつつ、弾き感を強めたシャフト
『BB』:先端部から中間部までの剛性を上げたわみを抑えたシャフト
『GT』:全体の剛性を上げ、弾きと操作性を兼ね備えたシャフト
『MT』:中間部の剛性を上げ、手元部は抑え目なシャフト
『MJ』:中間部の剛性を保ち、手元剛性を上げたシャフト

 新モデル『GP』は、『DI』や『BB』に近い系統のシャフトだというが、違いは2モデルよりもさらに先端を硬くし、同時に手元側の剛性も硬くしていること。先端の剛性を高めたことでインパクトのパワーロスを減らし、挙動が安定することで“振ったとおりのボールが出る”シャフトに仕上がり、手元側の剛性を高める、切り返しでシャフトの戻りを良くし振り遅れを防止している。

 ツアープロコーチの石井忍氏は「これまで先端が硬いシャフトは手元をゆるく設計していました。先が動かずしっかりしていてハードヒッター向けという印象でしたが、『GP』は手元が硬く設計している。『MT』『MJ』などは2か所がしなり“ダブルキック”と呼ばれていたが、対照的に『GP』は“ダブル剛性」とでも呼べるシャフトになっている。真ん中だけがゆるい、今までになかったシャフト」と評価。

 「飛距離を出すためにシャフトを長くすると、“振り遅れる”“ヘッドに振られる”というリスクがあります。ですが僕はGPを46インチに調整していますが、手元の硬さがあるので振り遅れを防いでくれるし、インパクトではしなり戻って、シャフトが仕事をしてくれる(石井)」と長尺化する場合にも対応でき、時代に合ったシャフトだという。

 『TourAD GP』の詳細はグラファイトデザインの公式HPにて(http://tourad.gd-inc.co.jp/)にて。

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