「ウエアは特に2020年東京五輪に開催されるゴルフ競技での盛り上がりを期待して、若年層を意識はしています(広報担当者)」と現在はイメージ転換の時期だといい、従来の顧客を満足させながら、新たなユーザーを獲得しようとしている。
特にカモフラ柄のストレッチボンティングブルゾン、ジャケットは店舗からかなり受注が入るほど。アパレルメーカーに引けを取らない機能性&デザイン性を備えているにも関わらず、中綿ダウンジャケットが約18000円、ブルゾン&ジャケットが約14000〜15000円となど全体的に安価なことも重要なポイントで、他社に製造受託するのではなく、自社で製造ラインを持つキャスコの強みといえるだろう。
ギアではヒットを続けている『ドルフィンウェッジ』、性能の高さとカジュアルさを両立するカラーボール『KIRA』(→写真)やカラーグローブ『Palette』(→写真)など、エッジの効いた個性あるアイテムを排出するキャスコだけに、今後は“アパレルメーカーのゴルフウエアを喰う”ヒット商品が出てくるかもしれない。