代表取締役就任後、初めて発表会に登壇したスヴェン・シュタイン氏は、”ごきげんワーゲン” キャンペーンをこの先も続けること、また「Golf GTE」は単なるエコカーでなく走りを楽しめるGTカーであることを強調した。国内登録乗用者のうちハイブリッド比率35%であるハイブリッド大国日本において、「Golf GTE」は、フォルクスワーゲン独自の環境戦略に基づいて開発したフォルクスワーゲン初のプラグインハイブリッドモデルである。
環境性能、走る楽しさ、長距離移動を融合した3つのドライブモードを搭載
「Golf GTE」には、ゼロエミッションの電気自動車として走る「E」モードと、エンジンと電気モーターを効率よく駆動して走る「ハイブリッド」モード、そして、従来のハイブリッドや電気自動車にはないパワフルでスポーティな走りを楽しめる「GTE」モードという3つのユニークなドライブモードがあり、ドライバーはこれをいつでも自由に選択して走りを楽しめることができる。まさに指先一つでクルマを乗り換えることができるのだ。
最長53.1kmのゼロエミッション走行を可能にし、23.8km/Lという燃費効率も実現。電気駆動だけで時速130kmでの走行が可能。つまり「Golf GTE」は、環境への配慮と走りをあきらめないという相反するテーマに対して、フォルクスワーゲンが強い意志を込めて高次元で解決した、まったく新しいコンセプトを持つプラグインハイブリッドモデルである。
ボディーカラーはホワイト、パール、シルバー、ブラック、グレーの全5色。価格は449万円〜。なお、車両購入の際には、最大38万円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費が適用される。