【JGF潜入レポVol.6】メガネ型GPS、自動追従カート… 近未来のゴルフスタイルが見えた!
毎年ビックリする“奇形パター”がお目見えするゴルフフェアですが、今年も注目のパターが数多くありました。まず紹介したいのは、BioMECH社の『AccuLock・ACE(アキュロック・エース)』(ダイヤコーポレーションにて販売)です。
左腕にシャフトをロックしたような感覚を持つことができ、右手の角度もホールドされたままブレずに打てる“アンカリング対策パター”ですが、オデッセイのバック・ストライクシリーズのような形状でフェース面から離れた部分にシャフトがついています。
左腕の内側にグリップをセットし、ボールは右足ツマ先付近にセットすることで、低く長いストロークのイメージを持ちつつ押し出す感覚で打っていけるのが特徴です。最初はものすごい違和感がありましたが、慣れてくるとストロークがブレる感覚はまったくありませんでした。
先月に開催されたPGAショーでも注目され、USPGAツアーで最も“飛ばない"選手のひとりで堅実なゴルフに定評があるヒース・スローカム(米国)が使用しているといいます。
ちなみに真ん中に空いている穴はボールを引っかけてピックアップできる機能も備えているそうです。
もうひとつ紹介したいのがカタナゴルフの『ボルティオ KABUTOパター』。甲冑の兜(カブト)をイメージした可動式ウエイトが目を引きますね!このステンレス製のウエイトをフェース側、後方側に移動することで、同じストロークでの距離の打ち分けが可能になります。例えば速いグリーンならばウエイトを後方に下げ、ボール伝わる衝撃を抑えて打ち過ぎを抑えられる、逆に遅いグリーンならウエイトを前方に移動することで衝撃力を高め、ストロークを変えずに“打ちきれない”という悩みを解決してくれる、というわけです。
奇抜なルックスはその分機能を備えているということが言えます。一度使ってみるとハマる可能性は十分にありますよ!
Vol.8へ続く…