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ヨネックス「EZONE Tri-G」 世界初の“同心円ウエイトシステム”って何?

ヨネックス「EZONE Tri-G」 世界初の“同心円ウエイトシステム”って何?

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2015年1月20日 17時51分

世界初のシステムを搭載した「EZONE Tri-G」ドライバー(中央)
世界初のシステムを搭載した「EZONE Tri-G」ドライバー(中央)
 ヨネックスは1月20日(火)に、新モデル『EZONE Tri-G(トライジー)』シリーズのドライバー、フェアウェイウッド、アイアンを3月下旬より発売すると発表した。

 『EZONE Tri-G(トライジー)』シリーズのドライバーは、クラウン部分にナノメトリック複合カーボンを採用し初速を高めるとともに、ヨネックスが世界初と掲げる「同心円ウエイトシステム」を搭載している。

 このシステムは、シャフト軸を起点に同心円状にウエイトを配置した重心調節機能だ。ソールに配置した3つのウエイト(12g:1個、2g:2個)のポジションを変えることで、重心距離を変えることなく、重心深度を調整でき、スピン量をコントロールすることで、約10ヤードの飛距離アップを目指せるという。

 最近のクラブ市場は重心可変が流行り。脱着可能なウエイトや移動式ウエイトを採用することでヘッドの重心位置をどれだけ細かく調整できるかを競い合っている。

 しかしヨネックスは現在市場に出ているクラブの重心可変機能では、重心距離(※フェース上の重心とシャフトの中心線との間の距離。距離の長短はヘッドの返りやすさ、つかまりの良さに影響する)が変わってしまうため、振り心地も変わるというデメリットがあると主張する。

 その主張の結論が今回の「同心円ウエイトシステム」。3パターンのウエイト変更で重心距離を変えても、重心距離が変わらないので、振り感が変わらないという。

 同シリーズはクラブ・シャフト契約を結ぶ、アン・ソンジュとキム・ヒョージュも2015年シーズンから使用する予定だ。詳細はヨネックスの公式HPにてチェックしよう。

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