ツアー最長の6763ヤード、北海道の粘る洋芝のラフ、しかも4日間のうち3日雨が降る展開が選手を苦しめた「ニッポンハムレディスクラシック」。悲願の初優勝を手にした堀琴音はFWキープ率83.9%、パーオン率73.6%という高いショット力を発揮していた。そして、3位に入った植竹希望も“らしい”成績だったと言えるだろうか。
今大会で上位に来るのも当然、現在、飛んで曲がらないティショットの指標である「トータルドライビング」で1位に立っている。(FWキープ率12位、平均飛距離21位)また、パーオン率も現在2位で、「ボールストライキング」も1位。つまり、ドライバーからアイアンまで、現在ツアーで最も総合的に優れたショット力を発揮しているのだ。
レギュラーツアーでベストフィニッシュとなった植竹だが、どんなクラブを使用しているのか。契約先のヤマハによれば「UTは新作プロトタイプですが、ドライバー、アイアンで高いショット力を発揮している部分は現行の『RMX』シリーズとなります」とのこと。
【植竹希望の使用ギア】 ※ ヤマハ公表
【1W】2020 RMX 120ドライバー(三菱ケミカル『ディアマナZF60』フレックス:S)【FW】2020 RMX FW(#3、#5)【UT】2020 RMX UT(#4、#5)※ 新作プロトタイプ【IRON】2020 RMX 020 IRON(#4I〜PW)