ケニアのナイロビで行われている欧州男子ツアー「マジカル・ケニアオープン」は全日程が終了。ジャスティン・ハーディング(南アフリカ)がトータル21アンダーまで伸ばし、19年の「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」以来ツアー2勝目を挙げた。
また、米国男子ツアーの「ザ・ホンダ・クラシック」も全日程が終了。トータル12アンダーまで伸ばしたマット・ジョーンズ(オーストラリア)が2位以下に5打差をつける完勝で2014年の「シェル・ヒューストン・オープン」以来、7年ぶりとなるツアー通算2勝目を挙げた。
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2人は共にタイトリストのブランドアンバサダー。先週のジャスティン・トーマス(PGAツアー)、アントワヌ・ロズネル(欧州男子ツアー)に引き続き、タイトリスト勢が欧米男子ツアーを制した形。米国アクシネット社が2人の使用ギアを下記のように明かす。
【ジャスティン・ハーディングの優勝ギア】
1W:タイトリストTSi3(9°、ツアーAD IZ-7TX)
3,5W:タイトリストTS2(13.5&18°)
4U:タイトリストU500
5I〜PW:タイトリスト620MB
A,SW:タイトリスト ボーケイSM8(50,54,58°)
BALL:タイトリスト プロV1
「ハーディングは、欧米男子ツアーの過去4試合で、新『TSi』ドライバーを使用して勝利した3人目の選手となりました。『TSi』ドライバーで優勝したのは、アントワヌ・ロズネル(TSi3)、ドバイ・デザート・クラシック(TSi3)に続いて3人目です。ハーディングは最近、タイトリストの欧州ツアー担当者であるリアム・マクドゥーガルと『TSi2』ドライバーの開発に取り組みました。重めのグラファイトデザイン『ツアーAD IZ-7TX』シャフトに変更し、コントロール性と作業性を向上させました」(米国アクシネット社)
【マット・ジョーンズの優勝ギア】
1W:タイトリストTSi2(10°、ベンタスBLUE7X)
3W:タイトリストTSi3(16.5°)
4I〜PW:タイトリスト712MB
A,SW:タイトリスト ボーケイSM7(52,56°)
SW:タイトリスト ボーケイSM8(58°)
PT:スコッティ・キャメロン Newport2 GSS Prototype
BALL:タイトリスト プロV1x
「ジョーンズは、昨年9月のツアーリリース後『TSi』をすぐに使用。ツアー担当者のジム・カランは【マットにとっては簡単な切り替えで、音、打感、形状が気に入ったようで、ボールスピードが2マイルほどアップし、スピン量と打ち出しが非常に安定しています】と言います。ホンダ・クラシックでは41本のタイトリスト・ドライバーがプレーされ、最も近いライバルよりも9本多い結果。タイトリストは、フェアウェイ、ハイブリッド、ユーティリティアイアン、アイアン、ウェッジでもトップでした」(同)