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「ウィンドウ」に速く到達する、最新“高初速フェース”アイアン【記者の目】

19.10.23 11:39

タイトリストはどの番手も最高到達点を理想の位置に導く旨を説明しますが、「速さ」については言及しません

 

タイトリストはどの番手も最高到達点を理想の位置に導く旨を説明しますが、「速さ」については言及しません

タイガー・ウッズが、BSの最新プロトタイプボールについて語った中身で、聴き逃がせないキーワードがあった。それは、ボール選びだけでなく、アイアン選びにも通底するはずだ。

⇒タイガーのボール選びは“ウィンドウ”が大事。「新作はショートゲームのコントロールがいいのに距離が伸びた。ウィンドウにも収まる」

「各番手で自分が思い描いたウィンドウを通過することがとても重要なんだ。年々ボールのスピードも進化して、【速くウィンドウに到達する】ようになっているけど、その高さがとても大切。ショートアイアンではしっかりスピンがかかり、ロングアイアンでしっかり高さが出ることがボクには必要」(タイガー・ウッズ

タイガーはテーラーメイドの軟鉄鍛造MB『P7TW』のような板厚の分厚いものをずっと使用してきた。それだけに、ボールの初速性能を含め、如実に差を感じるのだろう。いかにもトッププレーヤーらしい視点だが、これはアマチュアにも関わってくる。ボールの初速性能も上がってきたが、それ以上に差を感じるのは、高初速を出せる最新アイアンヘッドである。今秋発売モデルで、筆者が明らかに高い初速性能を感じたのは下記だ。

タイトリスト『T200』『T300』
テーラーメイド『P790』
・ブリヂストン『TOUR B JGR HF3』
キャロウェイ『EPIC FORGED STAR』
ヤマハ『RMX120』『RMX220』
・ホンマ『XP-1』

中でも最もフェース全体の板厚が薄いのは、テーラーメイド『P790』。わずか1.6ミリのクロモリ鋼フェースは、中空内部のスピードフォームで振動吸収もしてくれる。また、ディンプルが設けられ、最薄部が1.4ミリのブリヂストン『JGR HF3』は、さらなる振動吸収性に優れ、どこに当たったか判別不可能なほどソフトな打感でありながら、高初速を生む。そして、ミスに強い。

また、『インプレスUD+2』のL字フェースでぶっ飛びアイアン市場を創出したヤマハも今作『RMX』で攻めに転じている。前作『RMX218』もR&Aの許可が下りないほど初速性能を攻めていたが、今作『RMX220』もそうだし、軟鉄鍛造CBだった『RMX118』は今作『RMX120』からクロモリ鋼一体鋳造へと素材を大きく替えてまで反発と寛容性を取りに来ている。

■落ち際の素直さが段違いの『T200』

ある程度の打感のフィードバックがありながら、直進性と高初速を生むのはタイトリスト『T200』だ。そして、タイガーの言う【速くウィンドウに到達する】メリットを筆者が最も感じたのはこのモデル。『T200』を打つと飛び出すボールが速く、なぜか驚くほど素直に真っすぐ落ちてくるボールで、曲がりが少なく止まりやすい。なぜか? 筆者は、ヘッドのトゥヒールに内蔵されたタングステンの高MOIの影響もあるが、薄フェースで速くウィンドウに到達する点も非常に大きいと感じる。

タイガーが言うように、【速くウィンドウに到達】した上で、高さがあることが重要。反発力に優れた『T200』の打球は高く、速くウィンドウへ向かっていく。そして、速く頂点にたどり着いたボールはエネルギーを使い切って、素直に真下に落下してくるイメージ。スーッと真っすぐ穏やかに落ちてきた球は、グリーンに対する落下角度が大きく、止まりやすく、曲がりに強い。

『T200』を打つと、高初速を上空方向にうまく使えば、アイアンでもUTやFWに近い止まりやすさを得られると実感した。スピン量はそこまで多くは感じなかったが、それでもいい。高い頂点に速く到達させれば、ボールは止まる。そして、反発に優れ、立ったロフトの番手でバックスピンで上空を駆け上がらせる(吹け上がらせる)ほど、昨今のボールはスピン性能に優れていない。プロとて、それは同じことだろう。

■スピン性能もさらに乗った『JGR HF3』

打感のフィードバックに乏しいという難点に目をつぶれれば、ブリヂストン『JGR HF3』も【高さを持った上で速くウィンドウに到達する】と感じる。前作までのぶっ飛び系『JGR HF1』はロフトが強烈に立っていて飛ぶが止まりづらく、広すぎるソール幅はアドレス時の美観を損なう部分もあった。

が、今作『JGR HF3』は、ロフトが28度でも十分な飛びと止まりやすさ、直進性を感じる。構えやすくなったという美観だけでなく、やはり重要なのは、【上空に高初速を安定的に放てる】点。それでいて、同作は『T200』とは違い、バックスピン量も入りやすい結果が得られた。誰でもキャリーを大きく伸ばしやすいのは言うまでもないだろう。

『T200』や『JGR HF3』の登場で、アイアンに求められる性能は、新たな次元に入ったと言えるだろうか。我々アマチュアゴルファーでも、タイガーらトッププロが言う「ウィンドウ」を意識し、そこに到達するスピード、高さを目視すれば、これまでとは別次元のプレーができる可能性を秘めている。

Text/Mikiro Nagaoka

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