ALBA Net  ゴルフ
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【第3回】売る・買うだけじゃない! 人気ドライバーの調整法教えます ―ステルス編―

ゴルフパートナーでは21年10月から“買取マイスター”と呼ばれる社内認定資格制度が始まった。厳しい筆記試験と接客試験を通り抜けた『買取のスペシャリスト』がクラブの査定だけでなく、我々一般ゴルファーのゴルフライフに寄り添い、本気でスコアアップをサポートしてくれる。

配信日時:2022年8月15日 11時00分

【第4回】売る・買うだけじゃない! 人気ドライバーの調整法教えます ―G425 MAX&ローグST MAX編―

買取マイスターとは?

ゴルフパートナー八王子めじろ台店に行ってきました

ゴルフパートナー八王子めじろ台店に行ってきました

その呼び名の通り、“買取マイスター”とは付加価値の高い買取が提供できるスタッフのこと。豊富な商品知識だけでなく、接客応対も高いレベルで兼ね備える。22年7月末時点で、厳しい筆記と実技の試験をクリアした“買取マイスタースペシャリスト”は全国にたった103人しかいない。現行モデルはもちろん、30年前のクラブの知識もインプットされているので、安心してクラブの買取や、予算に応じたスコアアップの相談をすることができる。

買取マイスターの認定証には<お客様との5つのお約束>という項目がある。
・お客様の大切なクラブを、丁寧に査定いたします。
・お客様との信頼を第一に、相場に準じた適正価格で買取致します。
・お客様にご納得頂けるよう、買取価格を分かり易く説明致します。
・買取サービスを通じて、お客様のゴルフライフをお手伝い致します。
・現状に甘んじることなく、買取サービス向上のため、日々精進致します。

他店では「このクラブの買取額は1万円です」とただ伝えるだけのところを、“買取マイスター”たちはなぜ1万円なのかという理由まで細かく説明。きちんと納得して気持ち良くクラブを売りたいなら、“買取マイスター”のいるゴルフパートナーに行くのがいいだろう。その手放したクラブも彼らが本当に必要なゴルファーを探し出してくれる。そんな嫁に出す思いの愛着のあるクラブを、本当に必要とされるゴルファーの元に導くのもまた彼らなのだ。

“買取マイスター”のいるゴルフパートナーこちらから検索

可変機能付きクラブの調整法まで教えてくれるの!?

村松輝貴店長が『ステルス』にありがちな症状と調整法を紹介
村松店長はクラブフィッティングのスペシャリストでもある
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村松輝貴店長が『ステルス』にありがちな症状と調整法を紹介
今年2月の発売以来、売れに売れまくったテーラーメイドの『ステルス』。流行りに乗って買ってはみたものの、どうにも合わず手放すゴルファーが多いのも事実だ。

そこで、今回のテーマは可変機能を使った“調整”。「買取マイスターなのに調整?」と思う人もいるかもしれない。さきほど紹介した<お客様との5つのお約束>のなかには「買取サービスを通じて、お客様のゴルフライフをお手伝い致します」という項目がある。そう、買取マイスターは合うクラブを提案してくれるだけでなく。ミスの症状に合わせて調整法まで教えてくれるのだ。もちろん、その店舗で買ったクラブでなくたっていい。

『ステルス』をはじめとする人気クラブの調整法を今回教えてくれるのは、ゴルフパートナー八王子めじろ台店の村松輝貴店長。厳しい試験をくぐり抜けて“買取マイスター”に合格しただけでなく、“ピンクラブフィッター”、“ミズノクラブフィッター”、“HONMA GOLF クラブフィッター”の認定書を持つ腕利きで、拓殖大学ゴルフ部時代から、この八王子めじろ台店でアルバイトをしていた経歴を持つ。そんな村松店長が、『ステルス』を売りに来るゴルファーに多い症状と、可変機能を活かした対処法について、ズバッと答える。

ステルスを売りに来る人の90%は「上がらない」

今年売れに売れまくっているテーラーメイド『ステルス』

今年売れに売れまくっているテーラーメイド『ステルス』

『ステルス』をお店に持って来るお客さんの90%は「球が上がらない」という症状。いつもロフト9度のドライバーを買っている人が、同じ9度を買って失敗するケースが多いです。もともと球が高い人は低くなって、低い人は上がりきらずにドロップするため、思ったような飛距離が出ません。これから購入を検討していて9度を使っていた人は10.5度がオススメです。

ちなみに、『ステルス』を売りにくるお客さんの残り10%が面白くて、「芯に当たってもいい気持ちがしない」という感想です。芯に当たっても、トゥ側やヒール側に当たってミスが出ても打感が一緒なので、「何か嫌」と言って売りに来る方がいますね。それは好みの問題なので、可変機能では解決できません。

まずはロフトを1目盛りずつ上げてみる

まずはシャフトを左に回してロフトを増やしてみる

まずはシャフトを左に回してロフトを増やしてみる

ありきたりではあるんですけど、球が上がらないのであれば、ロフトを上げていきます。ロフト9度のヘッドでも、最大+2度で11度にできるんです。はじめは『STD LOFT』にヘッドが入っているので、ここを正面として、『HIGHER』に向かって1目盛りずつシャフトを左に回していく。すると、+0.75、+1.5、+2度とロフトが増えていきます。それで球が上がらなければ、もう1つ試してもらいたい調整法があります。

7割の人は『アップライト』で球が上がる

今度はライ角をアップライトにしてから、シャフトを右に回してロフトを増やす

今度はライ角をアップライトにしてから、シャフトを右に回してロフトを増やす

ロフトを増やしてもダメなら、『STD LOFT』から180度グルッとシャフトを回して『UPRT』(アップライト)に合わせます。ロフトは『STD LOFT』と同じ9度のままなので、球が上がらない人がアップライトにしようとは普通は思わないですよね。でも、意外と球が上がりやすくなる方も一定数います。

『UPRT』にした時点で、フェースが少し上を向く。実はアイアンもそうなんですよ。これで球筋が変わらなければ、今度は『HIGHER』に向かって1目盛りずつシャフトを右に回していく。アップライトにした上で、+0.75、+1.5、+2度とロフト角を上げると、6、7割の人は球が上がるようになる。それでもダメなら、シャフトを替えるという手段もご提案できます。
ゴルフパートナー八王子めじろ台店には試打ブースが完備

ゴルフパートナー八王子めじろ台店には試打ブースが完備

ゴルフパートナー八王子めじろ台店は試打できる打席が3つありますので、土日も待つことはそんなにありません。左打ちの方も大歓迎。ミスの症状や悩みによって、今回紹介した調整法以外のご提案もできますので、気軽に声をかけてください。そして次回は、キャロウェイ『ローグST MAX』とピン『G425 MAX』の調整法をご紹介します。

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