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『P790』アイアン、『MG2』ウェッジのアマ試打レポ。購入してZOZOでタイガーに会いたい件

9月3日、テーラーメイド秋の新作のメディア試打会が行われました。各ゴルフメディアのギア担当が新作を打ってどう感じたのか? 本音をお伝えするとしましょう!

配信日時:2019年9月4日 19時22分

テーラーメイド『ミルドグラインド2』ウェッジ(左、中)、『P790』アイアン(右)いずれも9月13日発売です!
テーラーメイド『ミルドグラインド2』ウェッジ(左、中)、『P790』アイアン(右)いずれも9月13日発売です!

フェース極薄1.6ミリ!新しい『P790』アイアンは?

タングステンの量が増え、板厚が1.6ミリの極薄に!

タングステンの量が増え、板厚が1.6ミリの極薄に!

筆者(HS48m/s、フェードヒッター) 「今日のメディア試打会の目玉は新しい『P790』アイアンだったけど、デザインはあまり変わってないように見えて、鍛造クロモリ鋼のフェースが前作の1.75ミリから1.6ミリと、限界まで薄くなってるんだって。これ、いろいろ新作が出てきてるけど、マジで最薄フェース間違いないよッ!

普通ここまでフェースが薄いと、打感が硬くて高音になっちゃう心配が出てくるけど、ヘッド内部のスピードフォームが効いてて、いい音と打感だったな〜と。落ち着いた打感でパッと見シャープなのに、実は飛び系という、かなりズルいアイアンだわ……。(もうちょっと打感のフィードバックが正直欲しいけど…)」

パーゴルフ編集K(以下、PK、HS40m/s、フェードヒッター) 「うん。サイズが大きめで顔も綺麗だし、打感も良かった。これ、タイガー・ウッズのアイアンの形状の好みがしっかり反映されているんだってね。フェース側から見たら、確かに『P-7TW』と似てたし、トップラインが真っすぐになったからか、飛び系アイアンにありがちな優しい顔じゃなくて、大きいのにシャープな顔で、長く使えそうな感じだったよね」
なんと、今作にはタイガーの顔の好みが反映されています!オフセットも少なめでいい顔!

なんと、今作にはタイガーの顔の好みが反映されています!オフセットも少なめでいい顔!

ALBA編集S(以下AS、HS42m/s、ロードローヒッター) 「むちゃくちゃ打ちやすかった。球も上がるし、カンタンなのに顔がキレイ。飛び系にありがちなグースが強めじゃないから、短い番手もビシッと目標に合わせやすいというか。それに、6番アイアンなのに球が上がりやすいなぁ〜って驚きました!」

筆者 「でもこれ、完全なる飛び系アイアンだと感じた? 」

編集PK 「いや、自分のアイアンより一番手強飛ぶって感じだったよ? 6番でも170ヤードを打てたから、自分のアイアンより確実にラクだったね」
7番より上の長い番手が上がる!だからPGAツアープロも使う!

7番より上の長い番手が上がる!だからPGAツアープロも使う!

編集AS 「そうそう、そんな感じ。ボクでも7番で165ヤード弱って感じ。しかも、自分のより球が高いからラク。スピンも入りますよね、コレ? けっこうミドルアイアンでも止まりましたよ?

筆者 「うん。前作よりやや低重心になったようだけど、スピンはしっかり入ってた。でも、ラフで残り180ヤード弱からフライヤー計算して9番で打ったんだけど、しっかりピンまで届いたのには驚いたね。ショートする前提で打ったのに……。球がデカすぎて、正直ビックリした……」

編集AS&PK 「飛ばし屋の自慢は聞きたくないからッ!!!(そんな話は犬も食わないよ!)」

アメリカでは前作が圧倒的シェアを記録していた

筆者はスタートホールから、ティショットも全部5Iです。(M5ドライバー打ちたいのを我慢した……泣)

筆者はスタートホールから、ティショットも全部5Iです。(M5ドライバー打ちたいのを我慢した……泣)

ALBA営業H(以下AH、HS47m/s、ハイドローヒッター) 「いやいや、これ飛ぶって。4番アイアンでキャリー220〜230ヤードくらい飛んで、グリーン奥に突っ込んじゃったもん!さすがに自分のアイアンだと、4番アイアンって球が低くなるからランは出るけど、そこまでキャリーって出ないからビックリした。ロングアイアンがすごく上がりやすくなったとテーラーメイドも言ってたけど、その通りだって!」

編集PK 「確かに、最初のプレゼンではPGAツアープロのかなりの人数が前作からロングアイアンに『P790』を入れていたって言ってましたよね……。今年の全英オープンでも、契約外の多数の選手がこの新しい『P790』を入れてました。松山英樹プロも確か、入れていたような……(汗)

筆者 「入れてたよ、オレ、記事書いたもん」
アメリカでは前作が猛烈なシェア獲得!

アメリカでは前作が猛烈なシェア獲得!

編集AS 「……。っていうか、PGAツアープロだけじゃなくて、アマチュアにも人気だったって強調してたよね。アメリカ市場でモデル別シェアで7%を獲得するって、かなり凄いことなんでしょ? 日本ではカスタムオーダー品で、すぐに在庫切れになっちゃってたけど、これが常に店頭で並んでいたら、アメリカではバカ売れするってことか……」

営業AH 「だってフェース長が79ミリで、ある程度ラクなサイズなのに、シャープで構えやすいもん。それに1番手くらいはラクに飛んじゃうから、パワーのあるアメリカ人だとしても、【長く使えそう】とみんな思うのが自然だと思うけど?

筆者 「なんだよ、めちゃくちゃテーラー寄りの発言だなぁ〜〜。ボクは、どうせ新しくするなら、もっと前作とデザインをガッツリ変えて欲しかったけどなぁ〜。だってサイズも同じ79ミリだから名前も『P790』で同じだし、新しい方か、古い方なのか、並んでいて普通の人は判別つかないですよ、コレ……。中古ショップで前作と新作が並んでたら、間違って古い方買っちゃうかもしれないじゃないですか!」

営業AH 「………。(発売前の新作なのに、中古ショップに並ぶって、話が飛びすぎ!しかも長く使えるんだから、そもそも中古ショップに行かないって!)」

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