フェース極薄1.6ミリ!新しい『P790』アイアンは?
普通ここまでフェースが薄いと、打感が硬くて高音になっちゃう心配が出てくるけど、ヘッド内部のスピードフォームが効いてて、いい音と打感だったな〜と。落ち着いた打感でパッと見シャープなのに、実は飛び系という、かなりズルいアイアンだわ……。(もうちょっと打感のフィードバックが正直欲しいけど…)」
パーゴルフ編集K(以下、PK、HS40m/s、フェードヒッター) 「うん。サイズが大きめで顔も綺麗だし、打感も良かった。これ、タイガー・ウッズのアイアンの形状の好みがしっかり反映されているんだってね。フェース側から見たら、確かに『P-7TW』と似てたし、トップラインが真っすぐになったからか、飛び系アイアンにありがちな優しい顔じゃなくて、大きいのにシャープな顔で、長く使えそうな感じだったよね」
筆者 「でもこれ、完全なる飛び系アイアンだと感じた? 」
編集PK 「いや、自分のアイアンより一番手強飛ぶって感じだったよ? 6番でも170ヤードを打てたから、自分のアイアンより確実にラクだったね」
筆者 「うん。前作よりやや低重心になったようだけど、スピンはしっかり入ってた。でも、ラフで残り180ヤード弱からフライヤー計算して9番で打ったんだけど、しっかりピンまで届いたのには驚いたね。ショートする前提で打ったのに……。球がデカすぎて、正直ビックリした……」
編集AS&PK 「飛ばし屋の自慢は聞きたくないからッ!!!(そんな話は犬も食わないよ!)」
アメリカでは前作が圧倒的シェアを記録していた
編集PK 「確かに、最初のプレゼンではPGAツアープロのかなりの人数が前作からロングアイアンに『P790』を入れていたって言ってましたよね……。今年の全英オープンでも、契約外の多数の選手がこの新しい『P790』を入れてました。松山英樹プロも確か、入れていたような……(汗)」
筆者 「入れてたよ、オレ、記事書いたもん」
営業AH 「だってフェース長が79ミリで、ある程度ラクなサイズなのに、シャープで構えやすいもん。それに1番手くらいはラクに飛んじゃうから、パワーのあるアメリカ人だとしても、【長く使えそう】とみんな思うのが自然だと思うけど?」
筆者 「なんだよ、めちゃくちゃテーラー寄りの発言だなぁ〜〜。ボクは、どうせ新しくするなら、もっと前作とデザインをガッツリ変えて欲しかったけどなぁ〜。だってサイズも同じ79ミリだから名前も『P790』で同じだし、新しい方か、古い方なのか、並んでいて普通の人は判別つかないですよ、コレ……。中古ショップで前作と新作が並んでたら、間違って古い方買っちゃうかもしれないじゃないですか!」
営業AH 「………。(発売前の新作なのに、中古ショップに並ぶって、話が飛びすぎ!しかも長く使えるんだから、そもそも中古ショップに行かないって!)」