ゴルフはあるがままにプレーすることを求められるスポーツだが、木の根やカート道にボールが止まり「こんな状況からあるがままに打つなんて無理だ」とラウンド中に感じたことのあるゴルファーは多いだろう。 ゴルフ規則には、こういった無茶なシチュエーションにおいてボールを動かすことを認める「救済」というものが定められている。無罰でOKな場合と、ペナルティが付く場合があり、プレーヤーには正しく判断するための知識も必要だ。 この記事では、「マンホール」「ディボット」「金網」「切り株」「カート道」の5つのケースについて解説する。
2019年以来の改正となった2023年のゴルフ規則。ルールを簡素化することで、すべてのゴルファーにわかりやすく、そしてゴルフを長期的に持続可能なスポーツにすることを目指した改正となった。この記事では、2023年に改正された16のルールを解説する。
カート道にボールが止まっているのを見つけたとき「コンクリートから打つのは怖いから動かしたい」「動かしても良いと分かっているものの、正しい方法が分からない」と思ったことはないだろうか? この記事では、カート道からの救済の正しい受け方とポイントを解説している。競技ゴルファーだけでなく、エンジョイゴルファーにとっても覚えていて損はない情報だ。
林の中にボールが入ると切り株や木の根にボールが止まっていることが多い。そんなとき「危ないから出してもいいよ」と声をかけられたことがある人もいるだろう。しかし、厳密に言えばこれはルール違反だ。 この記事では、切り株や木の根にボールが止まっていた時の対処法に加え、声がけ時の注意点について解説する。
ゴルファーであれば、OB方向に飛んだボールが金網や防護ネットに当たって助かったものの、スイングの邪魔になってしまった経験があるだろう。この状況、金網や防護ネットの位置や定義によって救済を受けられるか変わることをご存じだろうか? この記事では、救済を受けられるパターンや受け方を解説する。また、金網や防護ネットなどの障害物についての定義について解説する。
ティショットがディボット跡に入ってしまうことはゴルフあるあるの一つ。ダフってしまい少ししか前に飛ばなかったという経験のあるゴルファーも多いだろう。 この記事では、ディボット跡に入ってしまったときの対処法を徹底解説。また、レアケースではあるが救済が可能な場合についても紹介する。
ティショットがマンホールに止まっているとき「そのまま打つべき?」「動かしてもいいと聞いたことがあるもののやり方が分からない」と、悩んだ経験があるのではないだろうか? この記事では、そんなときの救済方法についてまとめている。特にこれから競技に出ようと思っている方にとっては、一打を左右する大切なポイントとなるため、覚えておこう。
2019年頃から話題になった自立式パター。実際に購入した方や気になっている方もいるかもしれないが、2025年1月1日から使用方法が制限されることが決定した。この記事では、2023年のルール改正によって定められたルールと自立式パターについて解説する。
ボールがOBや林の中などに飛んで行ったとき、ボールがあるかもしれないと頑張って捜索することはあるだろう。ただし、ボールの捜索に使える時間がルールで定められていることをご存じだろうか? この記事では、2023年の改正で変わったポイントに加え、ボール捜索の基本的なルールについて解説する。
2019年のルール改正により、ジェネラルエリアにくい込んでいるボールは無罰で救済を受けることができるようになったことをご存じの方も多いだろう。今回の改正では、ドロップできる場所を決める際の基準について明文化された。 この記事では、改正されたポイントに加え、地面にくい込んだときの救済方法について解説する。
2023年の改正されたルールの中で、プレーヤーが頻繁に出くわす可能性が高いであろう、後方線上の救済。この記事では、池などのペナルティーエリアにボールを入れてしまったときの正しい救済方法について解説する。
ボールが止まってから、そのライが悪化した場合、元の状態に戻せるかどうかは、細かなルールが決められている。2023年の改正では、「元に戻せない」ケースのなかに、「レフェリーを除く」が明記された。
同伴者がパターをするときに違うボールに取り替えている姿を目にしたことのある方もいるのではないだろうか。実は、ティショットからカップインまで、ひとつのホールをプレーする際は、原則として同じボールを使うことがルールで定められている。この記事では、2023年のルール改正によって取り替えた際のペナルティが変わったことと変えることが許されるケースについて解説する。
ラウンド中、何らかの理由でドライバーのカチャカチャを変えたことがあるプレーヤーもいるのではないだろうか?しかし、厳密に言えばラウンド中にクラブの特性を変えてストロークすることはルール違反だ。 さらに、2023年の改正によりステッカーやシールなどの「外部付属物」によってクラブの特性を変えることも違反となることが明記された。この記事では、どういった行為が違反になるかを解説する。
「ラウンド中に打ったら変な音が……よく見るとヘッドにヒビが」 「球を打ったらシャフトが折れてヘッドが飛んでいった」など、ゴルファーなら経験したことがあるかもしれないラウンド中のクラブの破損。これまではラウンド中の交換は認められていなかったが、2023年からは交換可能になった。
誤ってルールを覚えていたり、ミスが重なり焦っていたりすると、起こりやすいルール違反。立て続けに違反をすることは珍しいが、そんな時の罰の適用の仕方が簡潔になった。この記事では、複数の規則違反に対する考え方について解説する。
4年に一度改正されるゴルフのルール。2023年に改正・施行されたルールの一つにある「障がいを持つプレーヤーのためのゴルフ規則の修正」とはどのようなものか解説する。