ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

結果にこだわりすぎた過去2年、高木萌衣はじっくりと覚醒を待つ

結果にこだわりすぎた過去2年、高木萌衣はじっくりと覚醒を待つ

所属 ALBA Net編集部
標 英俊 / Hidetoshi Shimegi

配信日時:2018年4月25日 20時30分

高木萌衣は結果にとらわれないプレーを続ける
高木萌衣は結果にとらわれないプレーを続ける (撮影:標英俊)
<九州みらい建設グループレディース 事前情報◇25日◇武雄ゴルフ倶楽部(6,255ヤード・パー72)>

国内女子ステップ・アップ・ツアー第4戦の「九州みらい建設グループレディース」が25日(木)に開幕。先週開催された「パナソニックオープンレディース」でプロ初優勝を飾った高木萌衣は、今大会初日に鈴木麻綾青山加織と最注目の最終組に入った。

【LIVE写真】九州みらい建設グループレディース 開幕前からライブ配信!

念願のプロ初勝利となったが、「優勝はできましたが、調子自体はあまり良くなかった。年末までにやらなければいけないことを日々取り組みたい」と語った高木。ステップを舞台に戦う選手の目指す場所はもちろんレギュラーツアー。ステップも2017年から賞金ランク制が敷かれ、賞金ランク1位に翌年のレギュラーツアー前半出場権、賞金ランク5位以内にサードQT免除などの特権が与えられた。しかし、ステップ賞金ランク2位になったとしても、ファイナルQTで下位となれば、翌年のレギュラーツアー出場は叶わない。まだステップが開幕して1か月しか経っていないが、多くの選手はファイナルQTを最も大事な目標と掲げている。目の前の獲得賞金も当然気にしつつ、7か月先を見据えて戦わなければいけないわけだ。

高木は2015年のプロテスト合格後、2016〜17年はQT上位の資格で2年連続レギュラーツアーフル参戦するも、壁に跳ね返されてきた。今季はステップが主戦場となったが、じっくりと調整できるメリットも感じている。「レギュラーツアーに出場時は、自分に足りないところを理解しながらも、毎週の連戦で目の前の結果にこだわりすぎて、取り組みを継続できなかった。ステップの場合(年間21試合ありつつも)空き週ができるので、しっかりと準備を行った上で試合に挑むことができます」。

例年、オフはタイで合宿を行い、春先は好調を感じつつツアーに挑んできたが、結果が出ずに苦しんできた。今季も完璧を求めすぎ、ステップ開幕2戦で思うような成績が残せなかった。過去2年とは違って、「自分に期待しすぎず、現在の自分に何ができるかを考えながらプレーするようにした」ところ、優勝を勝ち取ることができた。21歳のプレーヤーにとってはじっくりと地力をつける1年も大事なのかもしれない。

【この大会のニュース】

読まれています

ステップ・アップ・ツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト