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ルーキー篠崎愛が大会コースレコード「64」 悪いクセを封じた“ボール1個”の差

ルーキー篠崎愛が大会コースレコード「64」 悪いクセを封じた“ボール1個”の差

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2022年6月2日 07時30分

ルーキー篠崎愛が大会コースレコードで好スタート
ルーキー篠崎愛が大会コースレコードで好スタート (撮影:福田文平)
ECCレディス 初日◇1日◇北六甲カントリー倶楽部 東コース(兵庫県)◇6480ヤード・パー72>

昨年6月のプロテストに合格したルーキー・篠崎愛(しのざき・まな)が圧巻のプレーをみせた。前半を3バーディ・1ボギーで折り返すと、バックナインで6バーディ・ボギーなしの「30」をマーク。2位に2打差をつける8アンダーで、単独首位の好スタートを切った。

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「めちゃめちゃ乗って、めちゃめちゃパットが入ってくれた」。パーオンを逃したのは、ボギーとしてしまったわずか1ホールのみ。残り17ホールはバーディパットを打ち続け、9つのバーディを奪った。ショットは得意と自負しているが、今季4戦を終えてなかなか決まらなかったパッティング。初日を27パットでまとめた裏には、“ボール1個”の違いがあった。

篠崎には悪いクセがあるという。「パッティングのアドレスで、ボールに近づいてしまうことがあるんです。後半、ボール1個分離れてアドレスしたら、本当に気持ちよくカップインしました」。自身初のハーフ「30」を達成し、2019年以来の自己ベストタイとなる「64」をマーク。そして大会コースレコードを2打更新した。

2週間前の下部ツアー「ツインフィールズレディース」では、2位タイ発進を決めるも、2日目は25位タイ、最終日は53位タイと順位を落としていった。それだけに、気を抜いてはいない。「2日目が大事なのは自分が一番分かっています。今年の目標はステップツアー優勝ですが、その前に、常に上位にいて優勝争いをすることが大事ですね」。初日のロケットスタートから、さらにギアを一段階上げていく。

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