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意外と知らない? レギュラーツアーとの“違い”あれこれ【21年ステップ丸わかり】

意外と知らない? レギュラーツアーとの“違い”あれこれ【21年ステップ丸わかり】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年3月17日 15時00分

■もともと無観客の試合が多数
レギュラーでは、21年初戦の「ダイキンオーキッドレディス」が、約1年3カ月ぶりに有観客で行われたことが、大きな話題になった。ステップも昨年は無観客試合が続いたが、そもそも観客を入れないで行われる試合も多い。

ギャラリーを入れるためには、ギャラリーバスの運行やトイレの確保など、ギャラリー導線を明確にするためのローピングなどが必要になってくる。ボランティアの数も、そのぶん増やす必要がでてくる。こういった“お金”と“手間”を減らすために、無観客開催は有効になる。

■大会の主催者は協会
レギュラーツアーの多くは冠スポンサーとなる企業が大会を主催し、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)がそれを公認するという形でトーナメントが実施される。昨年まで協会主催は公式戦3試合(ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)のみだった。

一方ステップは、すべての試合の主催者はJLPGAで、冠企業は共催という立場がとられている。ちなみにレギュラーツアーの新大会として今年から行われる「楽天スーパーレディース(仮称)」(7月29〜31日、場所未定)は、公式戦ではないが、協会が主催し、楽天が特別協賛というステップに近い構図になっている。

■西高東低?
ステップの開催地を見てみると、ある偏りに気がつく。いわゆる“西”で行われる大会が非常に多いという点だ。21年に予定されている14試合中、東で開催されるのは、石川の「ツインフィールズレディース」、静岡の「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」、千葉の「カストロールレディース」の3試合のみ。あとは関西が3試合、中国・四国が4試合、九州・沖縄が4試合となっている。

ツアーは開幕戦の「ラシンク・ニンジニア/RKB レディース」から九州3連戦がスタートする。実際ステップが主戦場になる年は、そのために一時的に関西へ拠点を移す選手もいるそうだ。

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