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ジュニアに語った勝負の流儀 松山英樹がレッスン会で明かしたプレーオフの思考

「Play Golf with Hideki Matsuyama 2025」が14日に行われた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年12月14日 17時45分

松山英樹がジュニアイベントに参加した
松山英樹がジュニアイベントに参加した (撮影:ALBA)

都内の練習場で、松山英樹と所属契約を結ぶレクサスがゴルフレッスンイベント「Play Golf with Hideki Matsuyama 2025」を開催した。松山はもちろん、杉原大河、沖せいらも会場に駆け付けた。

〈写真〉AI分析で分かった! 松山英樹の高精度アイアンの秘密

同イベントは今年で3回目。ゴルフの未来を担う次世代ジュニア選手の育成を目的としたもので、全国から応募された17人のジュニアゴルファー(中高生)が参加した。

「世界を夢見る次世代ゴルファーを応援したい」という松山の想いのもと、ドライビングレンジでは参加者全員に松山が個別レッスンを行う贅沢な時間が流れた。ショットの悩み相談や技術的なアドバイスなど、自身のノウハウを惜しみなく伝授。ジュニアたちは充実したひとときを過ごした。

マンツーマンレッスン後には、参加ジュニアからの質問に松山が答えるトークセッションを実施。その中で、先週優勝を果たしたツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」についての話題も上がった。

最終日の10番で奪ったショットインイーグルや、プレーオフで魅せたベタピンショットなど、スーパープレーを披露した一方で、本人は「いいところが切り抜かれている」と苦笑い。「あの広いコースで、暫定球を2球も打っている」と振り返った。

結果はアレックス・ノレン(スウェーデン)を下しての勝利。米ツアー通算11勝のうち、プレーオフでの優勝は4回を数える。「勝つか負けるかのシンプルな戦いになる」からこそ、「攻め」だけを考えればいいと語る。そうした思考が、プレーオフでの強さを支える一因となっている。

ゴルフはメンタルのスポーツ。プレーオフのような緊張感のある場面への対処法も、ジュニアにとっては気になるポイントだ。プレッシャーへの向き合い方については、場慣れの重要性を説き、「仲のいい人と勝負するのがいい」とアドバイスを送った。

最後には、集まったジュニアの前で「僕もまだまだ頑張るので、プロとして戦える日を待ってます」とエールを送った松山。世界で戦うことを夢見るジュニアにとって、忘れられない一日となったはずだ。(文・齊藤啓介)

スイングを見る目は真剣そのもの
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ジュニアへ惜しみなくアドバイスを送る
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スイングを見る目は真剣そのもの (撮影:ALBA)

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