<マスターズ 2日日◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、連覇へ大きく前進した。初日に「67」をマークして首位発進を決めると、この日は9バーディ・2ボギーの「65」と圧倒的なゴルフを展開。トータル12アンダー・単独首位で2位に6打差をつけ、週末へと突入した。
「このコースは、うまくいけば一気に波に乗れる」。その言葉どおり、一度流れをつかむと止まらなかった。前半は2番から3連続バーディを奪い、後半は12番と13番で伸ばすと、15番からは4連続バーディ。パトロンから大歓声を引き出した。
途中、林に打ち込む場面もあったが、「それでもバーディを取る方法は見えていた」と言うように、状況を切り開いていった。「ショートゲームとウェッジが、この2日間は本当に良かった」と、着実にバーディを積み重ね、後続との差は一気に広がった。
「ゴルフは自分とボールとコースだけのスポーツ。他人に影響されるべきではない」。その言葉どおり、外からのプレッシャーや状況に左右されることなく、自分のリズムを貫いた。
さらに「とにかく振り続ける、それだけだった」というように、迷いを捨てたスイングが好結果を生んでいる。ミスが出ても立ち止まらず、次の一打に集中する姿勢が、圧倒的なスコアメークにつながっている。
「守るつもりはない。攻め続けるだけ」。そう言い切るディフェンディングチャンピオンが見据えるのは、ただの勝利ではない。史上4人目の連覇という偉業達成に向けて挑む。(文・高木彩音)
