昨年の「マスターズ」を制し、キャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)が、オーガスタ・ナショナルGCに戻ってきた。
4日、同コースで開催されていた「オーガスタナショナル女子アマチュア」を、グリーンジャケットを着用した姿で観戦。現地で大きな注目を集めた。
マキロイは大会を中継していた米NBCのリポーターと談笑。直前には首位タイに立っていたアステリスク・タリー(米国)が、名物の12番パー3で「7」を叩く場面もあった。12番はこれまでも数々のドラマを生んできたホールだ。
「このコースは本当に何が起こるか分からない。12番の後には13番、15番と2つのパー5がある。そして16番はピンが左で池が絡む。まだまだいろいろなことが起きる。タリーは取り戻す必要があるけれど、13番はいいバーディホールだ」
そう語ったマキロイは、「まだ戦いは終わっていない。僕はこのコースをよく知っている」と続けた。
週末はリラックスして過ごす予定だという。「あすは父とここをプレーする。二人にとって素晴らしい時間になると思う。これから数日はオーガスタを楽しみたい。気分に浸っているわけではないけど、去年ここで勝ったことを楽しみたいし、火曜日の夜のチャンピオンズディナーも楽しみだ」。
さらに「火曜の夜が終われば“シリアスビジネス”が始まる。水曜日はポピーとエリカ(妻子)とパー3コンテストに出るけれど、そこからは気を引き締めて、マスターズ優勝に向けて集中したい」と話し、来週の本戦へ視線を向けた。
グリーンジャケットをまとい、オーガスタでの時間を満喫するマキロイ。「夢がかなったんだ。この感動はいつまでも色あせないよ」。王者の高揚は、今なお続いている。(文・武川玲子=米国在住)
