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松山英樹が苦しんだ距離感 連覇に向けて「きっかけを探したい」

ウェッジショットの距離感に苦しんだ松山英樹。連覇に向けて、復調のきっかけをつかみたい。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年8月8日 07時50分

<フェデックス・セントジュード選手権 初日◇7日◇TPCサウスウインド(テネシー州)◇7288ヤード・パー70>

12年連続でプレーオフシリーズへと駒を進めた松山英樹。連覇がかかる今大会の初日は4バーディ・3ボギーの「69」でアンダーパー発進となったが、その表情は冴えなかった。

【連続写真】タテ振りからヨコ振りに! 松山英樹の2025スイング

序盤からチャンスメークに苦しんだ。5番パー4ではバンカーから寄せきれずにボギが先行。9番パー4でバーディを奪ったものの、続く10番ではグリーン手前から寄せきれず再びスコアを落とすなど、波に乗れなかった。

それでも12番、14番でスコアを伸ばすと、最終18番は4メートル強のパットを沈めてバーディ締め。「良いショットもパットもあったけど、なかなかウェッジショットがうまくいかなかった。1アンダーで回れて良かったですけど、距離感に苦しんだ一日でしたね」と一日を振り返った。

フェデックスカップランキング21位の松山は、上位50位までが進める次戦「BMW選手権」の出場権獲得は確実。課題は上位30人にまで絞られる最終戦「ツアー選手権」だ。安全圏まで浮上するために、今大会で多くのポイントを稼ぎたいところ。

「自分の技術が足りなかったというところ。ショットが良くなったら、今度はショートゲームが悪くなるというのが続いているので、あしたのスタートまでにきっかけを探して、いいプレーができるようにしたい」

そう言い残し、取材の場を後にした松山。その後は黒宮幹仁コーチとともにアプローチとパッティングを重点的に調整した。残り3日間で復調へのカギを見つけ出したい。

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