<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇11日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(フロリダ州)◇7352ヤード・パー72>
PGAツアーのフラッグシップ大会で、第5のメジャーと呼ばれる「プレーヤーズ選手権」の開幕前日の11日、フロリダ州ポンテベドラビーチにあるPGAツアー本部には多くの関係者やメディアが集まっていた。
2021年に完成したガラス張りの豪奢な新社屋は「グローバル・ホーム」と呼ばれる。昨年6月にPGAツアーのCEOに就任したブライアン・ロラップ氏は、吹き抜けのロビーで会見を行い、来季以降に予定されているPGAツアー改革の現状について語った。
「まだ正式には決定していない」と前置きしながらも、タイガー・ウッズ(米国)を会長とする「フューチャー・コンペティション・コミッティ」とともに大きな改革を進めていると説明。スケジュール再編を含めた構想の概要を明かした。
■ツアーは二部制になる
ファースト・トラック(一部)は1月下旬に開幕し9月上旬まで開催され、その間に21〜26試合を実施。四大メジャー、「プレーヤーズ選手権」、ポストシーズン(プレーオフ)、およびライダーカップ/プレジデンツカップが含まれる。
レギュラーシーズンの大会は“シグネチャー・イベント”と同様の高額賞金となり、現在8大会の“シグネチャー・イベント”は少なくとも倍増する見込み。また、これら上位大会への出場につながるセカンド・トラック(二部)も設けられる。
■現在の“シグネチャー・イベント”のような70~80名による少人数で予選落ちなしの形式は廃止。出場人数は120選手とし、予選カットを実施する。
■東海岸時間でのプライムタイム放映を有効に活用するため、開幕戦は西海岸の象徴的なコースで華々しく開催する。
■米国内での人気拡大を目指し、ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントンDC、ボストンなど大都市での開催を増やす。
■ポストシーズン(プレーオフ)をよりドラマチックにするため、マッチプレーの導入を検討。最終戦の「ツアー選手権」、もしくはポストシーズンの数大会で「勝利するか敗退するか」という形式にする案が議論されている。
現時点ではセカンド・トラック(二部)の開催時期など不明な点も多いが、これら再編の一部は2027年シーズンから導入される見通し。
来季の開幕は1月末となる可能性が高く、本格的な変革は2028年開始を目指すとしている。今後の進展状況については、6月のトラベラーズ選手権、8月のツアー選手権のタイミングで発表していく予定だという。
