<WMフェニックス・オープン 初日◇5日◇TPCスコッツデール スタジアムC(米アリゾナ州)◇7261ヤード・パー71>
“ヘルメット男”が、スタジアムのような熱狂に包まれることで知られる16番パー3で観客を沸かせた。米メディアの『Golf Digest』などが報じた。
その正体は38歳の人気プレーヤー、ジョエル・ダーメン(米国)。TPCスコッツデールの名物ホールでティショットを放った後、かぶっていたバケットハットを脱ぎ、米NFLチーム『シアトル・シーホークス』のヘルメットを装着してギャラリーにアピールした。
ショットは右のグリーンに外したが、続くアプローチで約13メートルを直接沈めるチップインバーディ。両腕を高く掲げて歓声に応え、帽子を観客席へ投げ入れるなどサービス精神も見せた。
ダーメンは「スポンサー推薦で出場しているし、この大会の雰囲気を楽しみたかった。16番は順位に関係なく気分が高まるホール」とコメント。ヘルメットは、元シーホークスの用具マネジャーでもあるキャディのベン・ハルカ氏が用意したという。
現在の世界ランキングは171位。昨季ポイントランキング122位でシードを逃したダーメンは、この日イーブンパー「71」で初日を終えた。それでも「ラフが踏み固められていてボールを跳ねさせられると思った。簡単なショットではなかったが、信じられない一打だった」と振り返り、スタジアムホールならではの熱気を満喫した様子だ。
なお、熱狂の一因となったシーホークス愛も健在で、「次の試合は2タッチダウン差で勝つ」と強気の予想も披露。ゴルフだけでなく、パフォーマンスでも観客を魅了する一日となった。
