全米オープン2勝のレティーフ・グーセンは、難セッティングで真価を発揮する!?
1969年生まれ、南アフリカ出身。56歳
同じ南アフリカのアーニー・エルスとは幼馴染みで、「全米オープン」では2勝を挙げています。シニアでは勝負弱いというか、もっと勝ってもおかしくない選手のひとり。パッティングはジャストタッチで打ってくるので、オーバーしたところをあまり見たことがありません。裏を返すと、メジャーとか速いグリーンのセッティングに合うとも言えます。
シニアの世界選抜と米国選抜と欧州選抜の3チームが戦う2023年の「ワールドチャンピオンズカップ」の最終日シングルス戦では、最終組のグーセンが最後にダブルボギーを叩いて負けました(グーセンがパーなら世界選抜が優勝していた)。大事な勝負がかかっているときに自滅してしまうときがあるんです。
それでもドライバーショットは飛距離が出るし、フェードヒッターで方向性も安定しています。難しいセッティングでは、そのショット力が生きてくる。彼の強みの1つかなと思います。
【レティーフ・グーセン 米シニアツアー成績】
今季未勝利、通算3勝