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世界ランキング抜き去り人数で分かった「2018年注目のプレーヤー」

2017年12月末に同年最後の世界ランキングが発表されたが、果たして1年間で最もランキングを上げた選手は誰なのか? 200位内にフォーカスし、抜き去った選手の多いトップ5をピックアップ。若き才能の誕生のみならず、苦しみから脱出した選手も目立った2017年だった。

配信日時:2018年1月7日 19時00分

【第3位】異彩を放つ「トリルビーハット」、フィンランドの新鋭タピオ・パルカネン

トリルビーハットが最大のトレードマーク

トリルビーハットが最大のトレードマーク

1039位→167位(872人抜き)
タピオ・パルカネン(フィンランド)
身長:188cm
体重:86kg
生年月日:1990年5月21日(27歳)

「フィンランドのトッププレーヤーといえば?」という質問に、誰を思い浮かべるだろうか。長く同国の顔として欧州ツアーを賑わせてきたのは、欧州ツアー通算5勝を誇るミッコ・イロネン。その“ミスターゴルフ”を抜き去り、フィンランド勢トップの座に躍り出たのが1990年生まれの27歳、タピオ・パルカネンだ。

9歳からゴルフを始めたパルカネンは、2010年に男子アマチュアゴルフの国別対抗戦「アイゼンハワートロフィー」のフィンランド代表に選出。メキメキと頭角を現して2013年にプロ転向を果たして欧州下部ツアーを主戦場としたものの、目立った結果を残せずに苦しんでいた。

転機が訪れたのは2017年。4月の下部ツアー「トルコ航空チャレンジ」で2位に入ると、5月の「D+D REALチェコ・チャレンジ」でも優勝争い。そして、9月の「カザフスタンオープン」で念願のプロ初勝利を飾った。この優勝を含めてトップ3入りを4度記録し、欧州下部ツアーのポイントレース「ロード・トゥ・オマーン」ではフィンランド人として初の年間王者に輝いた。

過去にデンマークの英雄トーマス・ビヨーン、2016年「全英オープン」覇者ヘンリック・ステンソン、昨年の欧州ツアー年間王者であるトミー・フリートウッドなど、往年の名選手がその座をモノにしてきた。今季からは欧州ツアーが主戦場。トレードマークであるトリルビーハットが、欧州ゴルフ界を風靡する日は近い。

【第2位】欧州で花開いた「松山世代」、 若き飛ばし屋ジュリアン・スリ

筋骨隆々の26歳 ローリー・マキロイを彷彿とさせる

筋骨隆々の26歳 ローリー・マキロイを彷彿とさせる

1137位→63位(1074人抜き)
ジュリアン・スリ(米国)
身長:183cm
体重:89kg
生年月日:1991年4月6日(26歳)

名門・デューク大学で活躍したジュリアン・スリ。2013年にプロの門をたたくも、そこからの3年間は鳴かず飛ばずだった。PGAツアーの出場機会になかなか恵まれなかったことで、2016年からは欧州下部ツアーに戦いの場を求めたが、これが大きな転機となった。

同年は下部ツアーに5試合出場し、全試合で決勝ラウンドに進出。同年12月の欧州ツアー開幕戦「オーストラリアPGA選手権」で15位タイのレギュラーツアーデビューを飾ると、5月の「ポルトガルオープン」では単独2位の好成績を残し、同月に行われた「D+D REAL チェコ・チャレンジ」で下部ツアー初勝利。183センチ・89キロの体からくり出される平均300ヤード越えのドライバーショットは、すでにトップクラスの輝きを放っていた。

26歳の快進撃は止まらなかった。6月に行われた全英オープン予選会を1位で通過し、7月にメジャー初出場を果たすと(トータル6オーバーで予選落ち)、8月の「メイド・イン・デンマーク」で欧州ツアー初勝利。下部ツアーと欧州ツアーでともに優勝した米国人選手は、ブルックス・ケプカ、ピーター・ユーラインに次いで3人目の快挙となった。

年間ポイントレース「レース・トゥ・ドバイ」の上位60人が出場できるツアー最終戦「DPワールドツアー選手権」でも8位タイと健闘。その年のレース・トゥ・ドバイでは52位に入り、欧州を主戦場とした米国人選手の中ではユーライン、デビッド・リプスキーに次いで3番手という充実のシーズンを過ごした。

2018年シーズンの開幕戦「UBS香港オープン」では1打差の2位に入り、昨年の活躍がフロックでないことを証明したスリだが、松山英樹、石川遼、トーマス・ピータースらと同い年の26歳。若き才能の今後に期待が集まっている。

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