ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

片岡尚之がマスターズで得た課題と“言葉の重み” 夢の舞台でリベンジ狙う「次こそは…」

片岡尚之はトータル15オーバーで予選落ち。初めてのマスターズで得た収穫は?

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2026年4月11日 12時01分

<マスターズ 2日日◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)◇7565ヤード・パー72>

「8個ぐらい伸ばして、予選通過しようと思って回りました」。初日に「84」を叩き、最下位で迎えたこの日。初出場の片岡尚之は気持ちを立て直し、巻き返しを期してティオフした。

【写真】本当に90歳ですか? プレーヤーのハイキックがすごい

前日は日本ツアーでも経験のないスコアにショックを隠し切れない様子だった。ホールアウト直後は、思考やメンタルを整理する間もないまま囲み取材に応じることに。極限の精神状態のなかで言葉を探す余裕もなく、思わず「正直、やる気はゼロになってしまった」という言葉を漏らしてしまった。

その言葉について「反省しました。プロとして、いろんな方に失礼でした。本当に申し訳ないです」と報道陣に向けて謝罪した。前日は宿泊先で食事を終えた後、翌朝まで自身の発言を伝える記事を見続けていたという。「たくさんの方に不快な思いをさせました。言動と行動はプロとしてしっかりしないといけない」と続け、自らの言動を重く受け止めた。

いくらプロとはいえ、本気で取り組んでいるからこそ、思うような結果が出ないときには感情が先行し、投げやりになることや、心ここにあらず…となることもあるだろう。それでも片岡は、その一瞬の感情を冷静に受け止め、自身の立場を見つめ直しながら、謝罪の言葉を繰り返した。その姿には、言動の重みと向き合おうとする姿勢がにじんでいた。

巻き返しを狙ったこの日は、5バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「75」だった。「スコアは出せなかったですけど、きょうはたくさんバーディも取れましたし、そこは良かったと思います」と安どの表情を見せる一方で、「悔しかったし、やってみないとわからないというか、もっと練習ラウンドでやったほうがいいことも、今回、わかった。試合になると思うようにいかないこともわかりましたし、またリベンジできたら」と悔しさをにじませながらも、前を向いた。

この2日間は米ツアー通算6勝のマックス・ホーマ(米国)らと同組でプレー。トップ選手とのラウンドを通じて「飛距離が足りない」ということを自覚。「ここから毎年、飛距離を伸ばしていけるように頑張りたい」と課題を口にした。

さらに「グリーンを外したらボギーになった。日本だと寄せワンができない場面はない。それだけ難しいセッティング」とオーガスタの厳しさも実感。世界最高峰の舞台で得た経験を、今後につなげていく。

これまではテレビ中継で見ていた憧れの舞台。昨年の「日本オープン」で7打差を逆転し、優勝した資格で出場した。ロープ内から見える景色は想像を超えていた。「パトロンの数もそうですし、クラブハウスの(環境)も徹底していて、本当に最高レベル。環境も、コースの難易度も、出ている選手も最高。夢のような時間でした」と振り返った。

今年も日本オープンがやってくる。「積極的に狙って、もしまた(マスターズに)出られることになったら、“次こそは…”という気持ちで1年間、頑張りたいと思います」と闘志を見せた。28歳の挑戦は続く。その成長の歩みを、これからも見守りたい。(文・高木彩音)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子

    開催中

    2026年4月9日 4月12日
    東建ホームメイトカップ
  2. 国内女子

    開催中

  3. 米国男子

    速報中

    2026年4月9日 4月12日
    マスターズ
  4. ステップ・アップ

    開催中

    2026年4月9日 4月11日
    YANMAR HANASAKA Ladies
  5. DPワールド

    速報中

    2026年4月9日 4月12日
    マスターズ
  6. PGAシニア

    開催中

    2026年4月11日 4月12日
    ユニテックスシニアオープン

関連サイト