<プレジデンツカップ 事前情報◇22日◇メダイナCC(米イリノイ州)◇7548ヤード・パー70>
米国選抜と欧州を除く世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」が米国イリノイ州、シカゴの郊外で現地時間24日(木)から4日間にわたって開催される。2年に一度の大一番に、今年は常連の松山英樹とともに久常涼が初出場を果たす。
米欧対抗戦の「ライダーカップ」を参考に、1994年からスタートした本大会はライダーカップと交互に開催されてきた。2000年までは偶数年に行われていたが、01年の米同時多発テロの影響もあって同年のライダーカップが中止。翌02年の開催となったため、本大会は03年から奇数年に移動。20年に世界中を襲った新型コロナウイルスのパンデミックのため再び変更され、22年から偶数年開催となっている。
これまで日本勢は5人が世界選抜入りをしてきた。94年の第1回大会には渡辺司が選出。96年にはジャンボこと尾崎将司さんが名を連ねた。98年には尾崎直道と丸山茂樹が参戦。丸山はペア戦でフィル・ミケルソンを破るなど、スター軍団を相手に5戦5勝の大活躍。世界選抜チームの大会初勝利に貢献し、大会MVPに選ばれた。
ちなみに世界選抜の勝利はこの第3回大会が最初で最後。以降は一度の引き分けを挟み、12連敗中だ。
丸山は00年にも参戦したが、その後3大会は日本勢の出場はなし。09年に4大会ぶりの日本勢出場を果たしたのが、当時18歳の石川遼だった。大会史上最年少の出場で話題を呼び、タイガー・ウッズとの対戦も経験。シングルス戦を含む3勝をマークし、チームの中心選手として奮闘した。
石川は11年大会にも出場。そして、13年からチーム入りを果たしているのが松山英樹だ。プロ転向年に初めてメンバーに選ばれてから、今回で7回連続7回目の出場を誇る。24年の前回大会ではチームは破れたが最終日のシングルス戦でスコッティ・シェフラーを撃破するなど、常にエース格として存在感を誇示している。
松山に加え、今回はキャプテン推薦で久常涼がメンバーの一員に加わった。米国男子ツアーでの優勝争いも経験し、一回り大きくなった久常は現在の世界ランキングが67位と堂々世界のトップ集団を走る。松山とのペアで米国勢を撃破する姿が見られることを期待したい。
各チームはツアーのポイントランキングや世界ランキングなどを基にしたランキング上位6人と、キャプテン推薦6人を合わせた12人により構成される。総勢24人が真っ向勝負を繰り広げる3日間。初日、2日目はペア戦、最終日はシングルス戦12試合が行われる。
■世界選抜チーム
・キャプテン
ジェフ・オギルビー(オーストラリア)
・副キャプテン
ティム・クラーク
トレバー・イメルマン
テイラー・ペンリス
カミロ・ビジェガス
キム・シウー(3大会連続4回目・韓国)
松山英樹(7大会連続7回目)
ライアン・フォックス(初出場・ニュージーランド)
トム・キム(3大会連続3回目・韓国)
ミンウー・リー(2大会連続2回目・オーストラリア)
アダム・スコット(12大会連続12回目・オーストラリア)
イム・ソンジェ(4大会連続4回目・韓国) ※
ニコ・エチャバリア(初出場・コロンビア) ※
コリー・コナーズ(3大会連続3回目・カナダ) ※
ニック・テイラー(初出場・カナダ) ※
クリスティアン・ベゾイデンハウト(3大会連続3回目・南アフリカ) ※
久常涼(初出場) ※
■米国選抜チーム
・キャプテン
ブラント・スネデカー
・副キャプテン
ゲーリー・ウッドランド
ジム・フューリク
キーガン・ブラッドリー
ウェブ・シンプソン
スコッティ・シェフラー(3大会連続3回目)
キャメロン・ヤング(2大会連続2回目)
ウィンダム・クラーク(2大会連続2回目)
サム・バーンズ(3大会連続3回目)
ラッセル・ヘンリー(2大会連続2回目)
コリン・モリカワ(3大会連続3回目)
クリストファー・ゴッタラップ(初出場) ※
ジャスティン・トーマス(2大会ぶり4回目) ※
ザンダー・シャウフェレ(4大会連続4回目) ※
パトリック・キャントレー(4大会連続4回目) ※
ジャクソン・コイブン(初出場) ※
ジェイコブ・ブリッジマン(初出場) ※
※=キャプテン推薦
