<プレジデンツカップ 初日◇24日◇メダイナCC(イリノイ州)◇7548ヤード・パー70>
米国選抜と世界選抜が争う「プレジデンツカップ」。今大会では通常のPGAツアーのような賞金が設けられていない。では、選手たちはどのようなかたちで報酬を得るのか。
世界選抜の松山英樹と久常涼は、24日の初日にペアを組み、キャメロン・ヤング&ザンダー・シャウフェレ組(ともに米国)を3&1で下した。フォアボール5試合を終え、世界選抜は2勝3敗。米国選抜に1ポイントのリードを許している。
ただ、このポイント争いと支給額は別の話。選手たちはチームが優勝しても敗れても、同じ25万ドル(約4000万円)を受け取る。移動や宿泊などの経費を賄うための手当であり、好成績を収めた選手ほど多くを手にする通常の大会賞金とは仕組みが異なる。
受け取るのは、コースで戦う選手だけではない。各チームの選手12人に加え、主将1人、副主将4人も対象となる。1チーム17人で425万ドル(約6億7000万円)、両チームを合わせると850万ドル(約13億4000万円)。“賞金総額なし”でも、これだけの金額が選手や主将らに支払われる。
PGAツアーは2022年大会から現在の制度を導入した。今大会も過去2大会と同額が支給され、今回を含む3大会の支給総額は2550万ドル(約40億円)となる。
制度変更前は、選手らが1人15万ドル分の寄付先を指定する方式だった。現在は本人に直接支払われ、全額を慈善活動に充てる義務はない。選手らは自身の財団への寄付なども含め、使い道を判断できる。一方、PGAツアーは手当の支給とは別に、大会開催地域などへの慈善活動を続けている。
