マスターズ出場の遼が会見「持っているものを100%出す」
芝が根付くまで時間がかかるため完成にはいたっていないが、この練習場には、マスターズの舞台オーガスタ・ナショナルと同様の砂が入ったバンカーや、松の落ち葉を敷いたラフ、全英オープンを意識したアゴの高いバンカー等が作られ、グリーンも超高速のマスターズ仕様に仕上げられる予定だ。さらに、この練習場には専用ジムも併設されており、このオフ精力的に励んでいるフィジカルトレーニングもここで行うことができる。
この施設を見て石川は「素晴らしい施設ができて幸せです。ここを拠点に世界を目指していきたい」と喜びを語り、この日早速オーガスタ仕様のバンカーを体験。オーストラリアから取り寄せた砂が入ったバンカーは、30ヤード程のアプローチでも目玉になってしまうほど砂の粒子が細かいのが特徴で、試し打ちをした石川も普段と違う感覚に距離感が合わず戸惑いを見せる場面も。「今まではリカバリーやサンドセーブ率は目標にしていなかったが、ここで練習をして上達したい」と、持ち味のドライバーだけでなく、小技の上達も目標に掲げた。
石川は2月19日(木)にカリフォルニア州にあるリビエラ・カントリークラブで開幕する「ノーザン・トラスト・オープン」で米国ツアーデビューを果たす。