タイガー・ウッズ(米国)がホストを務めるPGAツアー非公式競技「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」が、現地時間11月30日(木)、バハマのアルバニーを舞台に幕を開けた。
【関連動画】タイガー・ウッズのベストショットTOP10
何といっても注目は、ホスト役を務めるタイガー・ウッズ(米国)だ。2017年4月に腰の手術を受けたうえに、5月には危険運転の容疑で逮捕。後者のほうはほぼ解決に向かっているが、とにかく多くのファンが心配しているのは「10カ月ぶりに復帰するウッズのプレー」に間違いない。
昨年も同大会で15カ月ぶりに復帰しながら、翌年1月の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」の予選落ちを最後に戦線離脱。当時は「復帰が性急すぎでは?」といわれたが、今回も無理を押しての出場ではないのか?
ジェイソン・デイ(オーストラリア)は「この3年間で今が最も(心身ともに)調子がよさそうだ。動画を見るかぎり、以前よりもストレートな球筋になっているし、飛距離も出ている様子」と語り、実際に9ホールをプレーしたパトリック・リード(米国)も「彼の飛距離や正確さにはいまさら驚かなかった」と証言しているが、さすがに今回ばかりは慎重な議論が必要。ベールを脱ぐのも間近だけに、論争は大会後でも決して遅くはない。