<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇9日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(フロリダ州)◇7352ヤード・パー72>
米男子ツアー屈指の難コースとして知られるTPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(米フロリダ州)で“第5のメジャー”とも呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」が現地12日(木)から4日間の日程で行われる。賞金総額は、米ツアー最高額となる2500万ドル(約39億4032万円)で、優勝賞金450万ドル(約7億925万円)というビッグトーナメントだ。
同コースは、池とバンカーがほぼすべてのホールに絡む戦略的コース。2023年、24年大会を制している世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国) は「さまざまなショットを求められるコース」と警戒する。
近年のゴルフでは飛距離が重視される傾向が強く、コースを長くすることでその進化に対応するケースも多い。しかし、このコースは単純な飛距離だけでは攻略できない。「ここでは特定のショットを打つことを求められる。左右にボールを曲げたり、弾道やスピンをコントロールしたりする必要がある」と話す。
例えば、やや右ドッグレッグの1番パー4は「ティショットはフェード、セカンドはドロー」が求められる。一方、2オンも狙える2番パー5はその逆だという。ホールごとに異なる球筋が要求される設計が、選手のショット力を試す。
さらに「木があることで、ボールの打ち方を変えなければいけない。それがこのコースのユニークなところ」とも説明する。ホール内に配置された木により、良いティショットを放ってもセカンド以降の難易度が高くなる場面もある。単に遠くへ飛ばすだけではなく、状況に応じて球筋を操る技術が求められる。
とくに17番は、グリーンが池に囲まれた名物の“アイランドグリーン”。距離は140ヤード前後と短いが、グリーンは小さく風も読みづらいため、ツアー屈指のプレッシャーホールとして知られている。毎年多くのボールが池に落ちるとも言われ、終盤は16番から18番にかけて勝敗を左右する名物ホールが続く。
世界トップクラスの選手であっても簡単には攻略できないTPCソーグラス。ショットの精度と判断力、そしてプレッシャーの中での対応力が問われる4日間となりそうだ。
