フロリダ州にあるトランプナショナルドラールを舞台に開催されている世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC-キャデラック選手権」2日目。2アンダー12位タイから上位浮上を目指した松山英樹だったが序盤から大乱調。ダブルボギーを4つ叩くなどトータル7オーバーまでスコアを落とした。
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OUTから出た松山は2番でバンカーに2度入れてスコアを2つ落とすと、次の3番でも2打目を池に入れて連続ダボ。9番でもダボを叩き、10番パー5でも4オン3パット。ハーフターンを挟んでの連続ダボで万事休す。11番、12番では連続ボギーと2バーディ・3ボギー・4ダブルボギーの“81”。60位まで順位を落とした。
松山には珍しい大叩き。前週「ザ・ホンダ・クラシック」を途中棄権する原因となった股関節痛の影響かと思われたが否定する。「体調は良い。何も問題ないですね。まぁ、ゴルフがうまくできなかった」。
2度の池ポチャなどブルーモンスターの罠にまんまと嵌ってしまった。「こういったコースだと自分のしっかりしたものを出さないと、今日みたいな結果になると薄々分かっていたんですけど。修正しようと思っても、なかなか…うまく対処しきれなかったなという感じですね」。不運も重なったが「そういう風になるのは、自分がそこに打っているからだと思います」。悪いものは悪いとありのまま受け止めた。