今大会もう一人の日本勢・宮里優作は2バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの“76”を叩き、4オーバーの56位タイと出遅れた。
松山英樹は股関節痛の不安と戦いながらも…
INからでた宮里は11番でボギーが先行。そこからたびたびチャンスを作るも決めきれずに足踏みを続けると「リズムが悪くなってしまった。良いショットをしているのにスコアが作れないという一日だった」と17番でもボギーを叩いてハーフターン。後半OUTの1番はティショットを左の池に落としてダブルボギーとした。その後もバーディの直後にボギーがくるなど「1ホールも粘れなかった」とがっくり。初日から上位の背中は遠のいた。
練習ラウンドは3日間行い万全を期して臨んだが、この日は練習ラウンドと逆に吹いた風に戸惑った。それが顕著に出たのがパー5。4つのうち3つが600ヤードを超えるモンスターホールで風もアゲインストとなることが多く、練習ラウンドでは3打目勝負のマネジメントに徹した。しかし、風がフォローになったことで“色気”がでた。
「広いところに打っていけなくて、2オンを狙って、ティショットから意識してしまった」。池に落とした1番パー5はその象徴だった。唯一の500ヤード台パー5の8番では「良いイメージが出ていたのに、球がぜんぜん違うところに行ってしまった」とセカンドで池ポチャ。「なんだか上手くいかなかった」と首をひねった。