<プレジデンツカップ 事前情報◇23日◇メダイナCC(米イリノイ州)◇7548ヤード・パー70>
世界選抜と米国選抜による対抗戦「プレジデンツカップ」が、現地時間24日(木)に開幕する。初日のフォアボールでは、松山英樹と久常涼がペアを組み、キャメロン・ヤング&ザンダー・シャウフェレ組と対戦することが決まった。日本人選手同士がペアを組むのは、丸山茂樹と尾崎直道が組んだ1998年以来、28年ぶりとなる。
2013年の初出場から7大会連続でチーム入りしている松山にとっても、今回はこれまでとは少し違った大会になる。これまでは世界選抜で唯一の日本人選手として戦ってきたが、今回は久常という同胞がチームに加わった。
松山が今大会のチームに感じているのは“エネルギー”だ。「今年のチームは、年齢も経験もみんな違っていて、いろいろな選手が混ざっている。みんな楽しそうにしていますし、特に、チームのエネルギーが今までとは違うように感じる」
初めて出場した2013年大会では、当時21歳でチーム最年少。普段のトーナメントとは違う緊張感に戸惑ったという。
「すごく緊張していたことを覚えています。自分があんなに緊張するとは思っていませんでした。普段のトーナメントでは感じたことのないような緊張でしたね」
あれから13年。今も緊張はするが、向き合い方は変わった。「その経験が今に生きている。今でも緊張はしますが、初めてミュアフィールドでプレーしたときよりは、うまく対処できるようになっています」
今回は久常とともに戦う。チームのベテランとして、初出場の選手たちを支える立場でもあるが、自身はリーダーとして前に出るというより、それぞれの選手が持ち味を発揮できる環境を作ることを意識している。
「アダム(・スコット)のようにリーダーになるのは、英語の問題もあって、自分には難しいと思う。でも、できるだけみんなの邪魔をせず、それぞれが自分らしくプレーできるようにして、チームのために自分ができることを精いっぱいやろうと思っています」
過去15回で世界選抜が勝利を挙げたのは、98年大会のみ。「今年のチームメンバーは本当にいい選手がそろっている。それに、チームのエネルギーも良くなっていると思いますし、みんなが勝てると信じている」。何度も米国選抜の壁に挑んできた松山の思いだけでなく、今年の世界選抜に対する手応えもにじませた。
