「クラブの中で一番好きなのはパター。パターで勝ちが決まるし、いくらうまくゲームを運んでいてもパターが入らなければ勝てない。すべてがかかっているし、自分のなかではパターが一番好き」
■試合前のルーティンは?
「決まった流れがあって、2時間前にコースに到着する。30分くらいトレーナーと一緒にウォーミングアップ。1時間半前にロッカールームに入って、ゴルフのボールにマークをつけたり、靴を履いたり、必要なことをする。1時間前にパッティンググリーンでチップショットをやって、35分前くらいからボールを打ち始める。それもウォーミングアップで、当日にスイングを変えたりはしない。朝の自分の調子に合わせてゲームを組み立てていく」
■一日の練習量はどのくらい?
「球数はわからない。実際にラウンドしたいので、大きなバケツに2つくらいを打ったらコースに出る」
■習志野CCの一番苦手なホールは?
「18番(パー5)が難しい。左ドッグレッグでティショットで左に攻めていくんだけど、フェアウェイが狭いので、ティショットがトリッキーだね」
■いつどうしてプロになろうと思った?
「僕の世代はタイガー・ウッズの影響をすごく受けている。テレビをつけるたびにタイガーが巻き起こす興奮を感じて、7、8歳で彼に魅了された。一番脂が乗っているときだったね。それから自分のゴルフを見つめて、自分が全力を尽くせば世界で戦えると思ったんだ」
■緊張のほぐしかたを教えて
「呼吸かな。ルーキーイヤーには、自分がリードしていているとき、本当に靴の中で足が震えていたね。やっぱりそういう経験を経て、同じような場面を重ねていくと、どんどん自分に自信がついていく。高校の大会でバーディを獲らなきゃいけない場面では、すごくドキドキしたし、やっていくうちに自分のなかでコントロールできるようになっていく」
