「セント・アンドリュースでの全英オープンに、今後あと何回出場できるのかは分からない。分かっていたのは、今大会に絶対に出場したかったということだけだ」と強い気持ちをこめている。
「1995年に初めてプレーし、2022年の今大会が最後になるかもしれないし、ならないかもしれない。もう一度プレーできたなら最高のことだが、どこにもそんな保証はないんだ」
セント・アンドリュースは、ウッズが全英オープンにデビューし、最初にクラレットジャグを手にし、そして「世界で最も大好きなコース」と称した場所である。もう一度勝ちたいと考えるのは当然だが、同時にここでプレーできることを当たり前だと思う気持ちはみじんも持っていない。
ウッズは言う。
「リハビリをしていた時、私の望みは再び歩けるようになることだった。普通に歩いて、普通の生活を送ること。欲を言えば、息子や友人と一緒に、遊びでゴルフをできればとも考えていた」