ウクライナを想うイアン・ポールター【写真】
15歳のミハイロ・ゴロドくん、通称“ミーシャ”が米フロリダ州、オーランドに到着したのは3月11日。ウクライナ、キーウの出身で母のヴィタさんと、ロシアの侵攻を受け戦況が日々悪化する母国から4日間かけて到着した。
ゴルフ大国ではないウクライナだが、ミーシャは昨年、ウクライナ出身のゴルファーとしてはじめて全米ゴルフ協会(USGA)が主催する「全米ジュニア」に出場を果たした。それ以外にもこの2年間、全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)のジュニアトーナメントにたびたび出場している。
そんなミーシャがプレーを続けられるよう、米ゴルフ界が渡米をサポートした。
フロリダ州にアカデミーを持つスイングコーチのデビッド・レッドベター氏がミーシャを空港で出迎えた。「彼に練習場を提供する」と自らのアカデミーを解放。またオンラインで寄付金を募り、ミーシャの米国生活を支える活動も開始した。