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マキロイでも歯が立たない? 「まるでパンチドランクだ」とベイヒルの難易度にお手上げ

マキロイでも歯が立たない? 「まるでパンチドランクだ」とベイヒルの難易度にお手上げ

配信日時:2022年3月7日 16時00分

アーノルド・パーマー招待 最終日◇6日◇ベイヒルC&L(米フロリダ州)◇7466ヤード・パー72>

最大風速12メートルという強風に見舞われた最終日。その平均スコアは75.481と、4日間でワーストを記録した。優勝したスコッティ・シェフラー(米国)のスコアでさえトータル5アンダー。「全米オープン並みの厳しさだった」と戦い終えた後は、疲労感を漂わせた。

これがマキロイも嘆くしかなかった最終日の風とグリーン【ハイライト動画】

最終日にアンダーパーをマークしたのは、77人中わずか4人だけ。ルーカス・ハーバート(オーストラリア)の「68」がベストスコアだ。続いてティレル・ハットン(英国)の「69」。松山英樹が「70」、そしてサム・バーンズ(米国)が「71」をマークした。ワーストスコアが「87」というのを見ても、その厳しさは伝わってくる。

もとよりベイヒルG&Lはツアーの中でも「コンクリートのグリーン」と呼ばれる、硬いグリーンで知られている。そして今年は2日目にその姿を突然現した。「グリーンのコンディションが1日でここまで変わるのはびっくりした」と松山も驚きの声。見た目も真っ白になったグリーンは、「昨日までは硬くても止まるかなって思ったけど、今日はもう15番なんかはノーチャンス」と嘆いたほどだ。

2日目、3日目も平均スコアは「74」を超えたが、最終日はさらに厳しくなった。早朝から強風が吹き、30度近くまで気温が上昇すると、もともと乾いて硬いグリーンに拍車がかかった。さらに時折突風、「ガスト」と呼ばれる上空で舞う風に翻弄された。

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