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“世界一”がかかる大会を支える2人の女性 カップ切りを担当、「選手の真剣な眼差し」がやりがい

“世界一”がかかる大会を支える2人の女性 カップ切りを担当、「選手の真剣な眼差し」がやりがい

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年7月30日 13時57分

東京五輪ゴルフ競技の会場で、磯村陽子さんと尾崎めいさんの女性2人が重要な役割を担っている。それがカップ切り。いま五輪ではコース管理のため、霞ヶ関カンツリー倶楽部のコラボレーターとして全国から65名ほどの人員が集められた。普段「アコーディア・ゴルフ」でコース管理スタッフとして働いている2人も、日々やりがいを感じながら大舞台で奮闘している。

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「日本で開催される五輪に携われるのは感無量。楽しく仕事ができています」。2人はこんなワクワクした気持ちを胸に業務にあたる。力仕事も多いコース管理という仕事において、女性の数はアコーディア・ゴルフ全体で1%程度だという。今大会でも、もともといるコーススタッフも含めてもわずか3人。「力仕事がしんどい時もある」(磯村さん)、「パワーの面で1人でやるのは大変」(尾崎さん)というなか、汗を流す毎日だ。

ともに大学の農学部出身。「自然のなかで働きたい」という気持ちから、男性が多い社会に自ら飛び込んだ。磯村さん(愛知県・キャッスルヒルCC所属)は入社12年目、尾崎さん(千葉県・空港ゴルフコース成田所属)は8年目。今では社内、所属コースですっかり頼られる存在になっている。東京五輪のカップ切りについては、募集を受け「行きたいです」と志願。社内でも有望なスタッフが厳選された大会の一員になった。尾崎さんは2019年開催の「ZOZOチャンピオンシップ」などでもコース管理にあたった経験ももつ。

その1日は早朝から始まる。毎朝5時には作業に入り、指定された場所にカップを切っていく。そこから午前9時頃まで、2人で18ホールすべてのホールを完成させる。カップを1つ切るのに要する時間は10分ほど。「やり直しがきかない。グリーンも会場によって変わるので練習ラウンドの時に感覚を慣れさせました」と、経験がものをいう作業だ。大事なのは「個性が出ないように、(決められた場所に)忠実に切ること」。その作業の仕方次第では、傾きが出るなど個人差が生じることもあるが、その差を減らすことが大事になる。

女性がこの作業にあたるメリットについて、磯村さんは「きめ細やかさがあると思う。コース全体が広く見えるし、キレイに見せるやり方は知っています」と考えている。プレーヤーにとって、そのホールを締めくくり、スコアに直結する部分となるだけに「失敗は許されない」。女性が持つ繊細さが、そこで生きてくるというわけだ。

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