8アンダーのトップに立ったのは、オーストリアの“伏兵”セップ・ストレイカ。ただ、「初日ドンと出て、そのままいくのがゴルフかといったらそうではない。あれだけ振れていればスコアは出るが、それが4日間できるか」と、つけいる隙は十分と見る。「なんだかんだで(優勝は)15〜20アンダーにおさまると思う」と、あくまでも人ではなく、このスコアを目指すよう選手を鼓舞するつもりだ。
残り3日間も酷暑のなかでのプレーが予想される。いいコンディションのまま駆け抜けるためには、疲れを残さないことも重要なポイントになる。2日目は星野が午前9時25分、松山が同10時36分にティオフと、初日よりも少しゆっくりとスタートできる。「技術には介入しない。暑いから、休んで体力温存をしようと言いたい」。過剰に気を張ることなく過ごして欲しいと“注文”した。(文・間宮輝憲)