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かつて2位に上り詰めた舞台 松山英樹の全米OPこれまでの戦績を振り返る

かつて2位に上り詰めた舞台 松山英樹の全米OPこれまでの戦績を振り返る

配信日時:2021年6月16日 11時30分

4月の「マスターズ」で日本人男子初となる海外メジャー制覇を果たした松山英樹。メジャー連勝を目指し、現地時間17日(木)に開幕する「全米オープン」に挑む。

今から8年前の松山英樹 まだあどけない?

かつてマスターズを優勝するまで松山が海外メジャーの最上位に入ったのが全米オープンだった。そんな大会のこれまでの松山の戦績を振り返ってみたい。

■初出場で10位タイの快進撃
サディスティックなまでのコースセッティングから「世界一過酷な大会」とも呼ばれる今大会に初めて出場したのはプロ転向初年度の13年。転向後、日本で5戦2勝、2位が2回と圧倒的な数字を残しての渡米となった。

舞台は5度目の開催となったメリオンゴルフクラブ。初日は二度の中断があり7ホールしかプレーできずサスペンデッドとなったが、暫定16位タイにつけると、さらに29ホールの戦いとなった予選ラウンドを終えて37位タイに後退しながらも決勝進出。さらに39位タイからスタートした最終日に、この日出場選手中ベストスコアタイとなる「67」を叩き出し、トータル7オーバーで10位タイとトップ10に名を連ねた。

ラウンド後には「最終日にして、ようやく思い通りのゴルフができた。世界のトッププレーヤーが3アンダーしか出ないなかで、3アンダーで回れたのはすごく自信になる。難しいけれど、こういうゴルフを続けることができたら、目標のメジャーでも勝てるんじゃないかと思う」と手ごたえを口にした。なお、この10位タイという成績は、全米オープン初出場の日本選手としては、1987年に尾崎将司が記録した17位タイを抜く最高順位だった。

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