ジョージア州にあるアトランタ・アスレチッククラブで開催されている、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の2日目。78位タイスタートの池田勇太が、3バーディ・1ボギーと意地を見せトータル1オーバーでホールアウト。7月に開催された「全英オープン」に続き、日本勢唯一の予選通過を決めた。
石川遼、今季のメジャー最終戦は予選落ち…
INスタートの池田は11番でボギーを叩いてしまうが、もっともタフな18番でバーディ奪取に成功。前半を1バーディ・1ボギーにまとめた。「ティショットは苦しんだけど、多少曲がったときのことを考えて半分開き直ってプレーした」後半に入っても崩れなかった池田は、4番でバーディを奪うと最終9番でもセカンドをピン手前につけてバーディフィニッシュ。“68”のラウンドに「フェアウェイにさえ行けばいいゴルフはできる」と納得し「明日も今日以上のゴルフをしたい」と意気込みを語った。
1打及ばず予選落ちとなった平塚哲二は「疲れました。距離は(昨日より)短くなったが、パターが入らなかった」予選通過ラインでプレーしていたが14番から3連続ボギーを叩いて失速。「上がり2ホールはバーディしかない」とプレーを続けたが、わずかに及ばずトータル5オーバーで予選落ちとなった。
藤田寛之も後半の5番、6番で連続バーディを奪い予選通過に望みをつなぐが8番、9番で連続ボギーを叩いてトータル7オーバーでホールアウト。「前半で1つでもスコアを伸ばしていきたかった」と話した今田竜二も“77”と崩れてしまい予選通過はならなかった。