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今平周吾が初のマスターズ予選通過へ パターでの17ヤードチップインで週末への切符つかむ

今平周吾が初のマスターズ予選通過へ パターでの17ヤードチップインで週末への切符つかむ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年11月14日 09時00分

マスターズ 2日目◇13日◇オーガスタナショナルGC(米国ジージア州)◇7475ヤード・パー72>

日本ツアー2年連続の賞金王がまた1つ壁を越えた。初日がサスペンデッドとなったため、5ホール残して1オーバーとカットラインが気になる位置からの長丁場となった今平周吾。それでも23ホールを消化してトータル2アンダーまで伸ばし、自身初となる大会予選突破をほぼ確実にした。

これが精密機械・今平周吾のドライバーショット【連続写真】

最初の5ホールを終えてイーブンパーの51位タイ。「予選カットが1アンダーか2アンダーかと思っていた」と伸ばさなければいけない第2ラウンドだったが、出だしの1番でボギーが来る嫌な展開となる。それでも次の2番パー5で3打目を30センチに寄せてバウンスバックを決めると、その後も6番で落とすも8番で取り返しイーブンパーで折り返す。

そうして迎えた12番パー3。ティショットがグリーンをオーバーして、2打目はピンまで残り17ヤード。「下がぬかるんでいてウェッジで打てない」という厳しい状況だったが、このパターでの2打目が「うまく入ってくれました」とカップイン。このチップインバーディで再びアンダーにもぐると、16番でも1つ伸ばしてホールアウト。「最後の9ホールでバーディがきて気持ち良く上がれました」と笑顔のホールアウトとなった。

これで「殻を破った」と話した9月の「全米オープン」に続き、海外メジャー2度目の決勝ラウンド進出。マスターズでは初となる。昨年までとの違いについて、今平は「去年は周りの選手の飛距離を気にしてラウンドしてしまっていたが、今年は海外でも自分のゴルフができるようになったと思います」と本来の精密さを信じられるようになったことを理由に挙げた。

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