最難関の512ヤードの長い14番パー4でも、きっちり301ヤード先のフェアウェイをキープしてパーで切り抜ける。さらに池に囲まれたアイランドグリーンの15番パー5では7.5メートルを沈めて、後半は3バーディ・ボギーなし。18番パー5で、3打目のグリーン奥からのバンカーショットをミスしたのを除けば、8ホールでパーオンさせた。
「今日のようなティショットが打てれば、けっこうリズムよくゴルフができると思うので、そうなるように頑張りたい」と最終日もスコアを伸ばしていきたいところだ。
トップを独走するダスティン・ジョンソンとは12打差に広がり、年間王者獲得は厳しい状況になったが、2週間後には「全米オープン」が開幕する。「シーズン最後なので、良いプレーをしい。メジャーに向けて最後(の試合)なので、良いきっかけが見つかればと思う」。
前週の「BMW選手権」ではアンダーパーが5人だけとなったロースコアの展開を3位タイで終えている松山。そしてようやく、エースドライバーにも目途がついてきた。まだ気は早いが「全米オープン」もロースコアのセッティングが予想されるだけに、メジャーでのプレーも楽しみになってきた。