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51年ぶりに女子が参戦した03年 チャールズ・シュワブ・チャレンジに出場したアニカの思い出【PGAツアー公式コラム】

51年ぶりに女子が参戦した03年 チャールズ・シュワブ・チャレンジに出場したアニカの思い出【PGAツアー公式コラム】

所属 ALBA Net編集部
谷口 愛純 / Azumi Taniguchi

配信日時:2020年6月11日 18時00分

脚光を浴びて会場入りしたソレンスタムは、予想以上にメディアから注目を集め、「輝かしいデビューとなるよう願っています」とインタビューに答えた。「何カ月も楽しみにしてきた。きっと、歴史的な1週間になる。ここにいられるのはとても光栄。招待に感謝して、予選2日間でベストなゴルフができるといい。どうなるかしらね」と話していた。

記者会見の前、ソレンスタムは予選ラウンドのペアリングを見た。同組となったのは、米国のディーン・ウィルソンとアーロン・バーバー。「彼女と同じ出場カテゴリーだから、同組になる可能性はあると分かっていたよ。一緒になれたらと思っていた」とウィルソンは語った。「同組で、彼女のプレーを間近で見たかった」。団結の証として、ウィルソンは“頑張れ、アニカ”のバッジをキャップにつけて戦った。男子の大会で女子選手がプレーすることを好まない者もいたが、ウィルソンは違った。

「彼女がどんなプレーをして、コースを攻略するのかを見て多くを学んだよ。それだけでなく、楽しくて一緒にゴルフをするのに素敵な人だ」と語った。

第1ラウンドが始まると、ソレンスタムは安定したプレーで予選通過することだけに集中した。10番からのスタート。コースにはギャラリーが詰めかけ、通常の木曜の早朝の雰囲気とは異なっていた。彼女がティショットを打つと、ボールはフェアウェイへ。ほっと胸をなで下ろすと、大股で歩き始めた。

「ドキドキしていた。ちょっと気分が悪かったし、手にも汗をかいていた。プレッシャーとストレスのせいね」とオープニングショットを振り返る。「これまでも緊張したことはあったけど、いつも以上だった」。

緊張していたとしても、表には出さなかった。ベストのゴルフはできなかったが、コースを攻略しつつ1オーバーの「71」でホールアウト。ウィルソンやその他12選手と並ぶ73位タイ。トップのローリー・サバティーニからは7打差となった。2日目は緊張こそなかったものの、さらに苦戦を強いられた。ソレンスタムは、スタート4ホールで1アンダーと好調な滑り出しとなったが、5番から9ホールで5オーバーと失速。予選通過の望みは絶たれてしまった。結果、「74」でホールアウトし、4打及ばずに予選落ちとなった。

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